ほぼ無人
お寺の監視員っぽい人は入り口にいたけど、あんまり何にもしてなさそうです。ほぼ無人と言ってよいでしょう。
さて、寺廟をお参りする時のお線香や、あの世のお金として燃やす金紙はどうしたらいいのでしょうか。
台の手前のコンロで点火すればOKです。
これ自体は他の寺廟でも見られる自動システムですが、
性善説に基づく運営です。まあでも箱にこんなにいっぱい漢字が書いてあったら、なんか怖くて盗めないですよね。
もちろん、
日本でもおみくじの自販機はよく見かけますが、台湾にもありました。
台湾のおみくじは、ポアポエという赤い半月型の道具を投げて、神様からOKをもらったらそのあとに棒を引き、そこで出た数字の箱から結果が書かれた紙を取るという段階を踏んでからおみくじを引くことが多いです。長い道のり。
ここはもうコインを入れたら一発で結果がでます。うーん、スピーディー。
寺廟のおみくじには、あまり「大吉」「凶」のような全体評価はありません。個々の項目の結果に注目です。(とりあえず、農作物は豊作みたいです。やったー)
楽しませようという心意気が満点
この北極亭、ほかにもワクワクさせるアミューズメントが豊富です。
インディーズの子供向けマシンは夜市にもよくあります。デザインやカラーリングに台湾の香りが立ち上りいい感じです。
動物たちもいました。
玄武が亀と蛇の組み合わせの神獣であることにちなんでいるのでしょうか?
エサあげたいな〜と思ったら、
まるで夜も安心のドライブインのようなホスピタリティ!
正直、お賽銭をいれたり遊んだりしてる人はゼロだったし、かくいう私も見てるだけだったのですが、こういう空間が存在してくれているというだけで、なんだか嬉しくなるのです。
旅館の薄暗いゲーセンコーナーをブラブラ歩く感じでしょうか。遊びはしないけど、「こんな古いゲームマシンがここに!?」「一体誰がこのスロットで遊ぶんだろう・・・」とドキドキワクワクするのと似た気持ちになれます。