せまい居室
収容者が入れられた居室を見てみましょう。

居室は一階にしかありませんが、二階には監視員が歩けるスペースがあり、上から各部屋を監視していたそうです。その名も「猫道(マオタオ)」。意外にキュートな名前です。

嘉義の刑務所は日本と同じで、収容者が個々の部屋でご飯を食べていました。

一番手前の居室をのぞくと、

チェックを受ければ雑誌が読めたようで、女の人の写真を中心としたスクラップがありました。こんなのも残っているなんて、保存への情熱が感じられます。
ていうか、これ私でも見つけられたし、二階から監視したら絶対見えますよね。当時の警官は温情でスルーしたんでしょうか・・・?
鉄格子のデザインがザ・台湾
女性の収容者もいたそうで、男女では違う設備、服装が取り入れられました。

ベビーベッドではなく、竹でできた台湾のゆりかごですね。面会室も女性と男性で分かれていました。

言ってはなんですが、なかなか可愛い・・・


台湾の窓や門の鉄格子はデザインがかわいいと人気ですが、刑務所もまた然りでした。なお、鉄格子といっしょにガラスもはめられていて、お互い触れることはできません。面会に彩りを添えるためのデザインだったのでしょうか・・・?
刑務作業は工場で
近代監獄には、教育や職業訓練の場があります。




台湾の監獄好きにはたまらないことでしょう。こう見ると、菱形、円形、いろいろなバリエーションがあります。これらを台湾の方々がめちゃくちゃワイワイしながら見ていました。



私のとっておきのお気に入りは、

一体誰の心象風景なんでしょうかね。