行列が進まないぐらい量が多いお店だった
行列が進まないのはかなり量が多くて、食べるのに時間がかかるからかもしれない。でも、待った先においしいものが待っているから。
ちなみに隣の席に来た男性が角煮定食にごはん大盛り、そこに餃子を追加しており、強いなと思った。
そして1時間後、店に入ることができた。角煮を頼んでいる人が多い。ちょっと疲れているのかもしれないが、角煮がでかい気がする。
角煮の単品メニューがある。悩んだ結果、チャーハンと角煮を食べることにした。昔、ドラクエで竜王が「世界の半分をお前にやろう」と言っていたが、全部くれよと思った。
でっかい角煮、大盛りのチャーハン。角煮、2人分が来たのかと思ったけど、これで1人前だ。これ、大人数でシェアする量じゃない?
横に座っていた大学生が少し食べては遠く見て休んで、を繰り返していた。そうか君たちはこれと戦っていたのか。君たちはどう生きるかってこの角煮のことかもしれません。 受賞、おめでとうございます。
「こんなに大きな角煮があるなんて夢かな?」と思ったが、これは食いしん坊が見た夢じゃなくて現実だ。おれたちは今、現実(リアル)を生きている。
あまりにもでかく、ナイフとフォークも提供される。食べやすい大きさに切りながら食べるようだ。
自家製のXO醬を使ったチャーハンは、海鮮のうまみが詰まっており、ひと口食べると「確かにこれは究極かもしれない…」と思うほどおいしい。
元々チャーハンにもXO醬を使っているが、後乗せできるようにXO醬がそえてある。少しつまんでみたらホタテのうまみがぎっしりだ。これをチャーハンと混ぜたらおいしいに決まっているだろう。
ちょっとうまいな。うますぎる。お米はパラパラしているし、かめば噛むほどに深いうまみがあふれ出てくる。
これ、うまいな…こんなうまみを感じるチャーハン食べたことない。これが自家製XO醤の力…。
並んだかいがあったな。もう気持ちは満足しているが、ちょっと待って!みんな耳をすませて!!!
角煮が呼んでいるので食べよう。
肉はしっかりした食感がある。角煮って脂身だらけの印象があるが、これは赤身肉をかみしめながら食べる角煮だ。
そして、甘辛い味付けに八角の香りがする。ライスが何杯でも食べられる味。
ただ、白飯が何杯でもと言ったが、ここのライス、大盛りにすると昔話に出てくるような山盛りのごはんが来るので注意してほしい。年齢層高めのグループのひとりが大盛を頼んでいて、届いた瞬間、目を丸くしていた。(食べきれなかったら有料でお持ち帰りできる。)
餃子も食べたいよなーという話をしていたが、頼まなくてよかった。もうこれでいっぱいいっぱいだから。
たしかに量が多い。こんなに大きい角煮を食べたことがなかったので気づかなかったが、肉ってたくさん食べるとお腹いっぱいになんだね。
何か味変をしたい。なにかないか? え、どうする? ミニチャーハン頼む?
口の中がさっぱりするし「芋の炭酸割ってこのために生まれたのかもしれない」と思うほど両方の良さが出る。
たまたま見つけたお店でいいものを見つけてほくほくで帰った。いま、この記事を見て、また角煮とチャーハンを食べたい気持ちになっている。もしかしたら来月も同じものを食べた記事が載るかもしれません。そのときはよろしくお願いいたします。
行列が進まないのはかなり量が多くて、食べるのに時間がかかるからかもしれない。でも、待った先においしいものが待っているから。
ちなみに隣の席に来た男性が角煮定食にごはん大盛り、そこに餃子を追加しており、強いなと思った。
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