特集 2025年7月29日

近所のスーパーでうさぎや猪の肉が普通に売られていたので食べてみた

「猪丼」も食べてみよう

さて、その他にもいろいろとジビエのあったピーコックですが、鹿や馬は自宅でも食べたことがあり、未体験だったのが、猪。長野県は信州の「肉のスズキヤ」というお店特製の、ジンギスカン風の商品を買ってみました。

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「猪ジン」

内容量が170gで、お値段918円。こちらは味つき商品ということで、シンプルに玉ねぎと炒め、それをごはんにのっけて「猪丼」にして食べてみることにしましょう。

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豪快に
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炒めて

ごはんにのせれば、完成!

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「猪丼」

まずですね、質感がいちばん近いのは豚肉かな。そもそも豚は、猪を改良して家畜化したものなので、それも当然か。

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猪肉

で、味。最初に感じるのは、味つけのせいもあるんでしょうが、食べ慣れたラム肉のジンギスカン風味。ただ肉にけっこうな厚みがあり、けっこうあごの力が必要なくらいの噛みごたえがあるので、食感はだいぶワイルドです。

さらにじっくりと味わっていくと、僕の大好きな豚肉っぽい旨味もあるし、どこか牛肉の赤身にも似ているし。さらに脂身が、しつこかったりぐにゃぐにゃだったりせず、甘くてさくさくっとした食感で絶品。それとごはんを一緒に食べると、もはや快感の領域です。

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う、うまぁ……

というか、にんにくの利いた濃いめの甘辛味に、隠し味の信州みそを加えたというタレが、そもそも美味しすぎる。

たとえば高級和牛を使った牛丼など、想像しやすい美味しさとは別ベクトルですが、個人的にはそれと同じくらいのごちそうだなと感じました。友達とバーベキューをするときなんか、これ持ってったらきっと喜ばれるに違いありません。

嬉しいな〜、こんな肉たちが、地元エリアのスーパーで売られていたなんて。


うさぎも猪も絶品でした

いやぁ、こういうことがあるから、スーパーって楽しいんですよね。

練馬高野台のピーコック、これからはこまめに通って、あれこれ気になった商品を晩酌のつまみにしてやろうと思っています。また良いものがあったらご紹介しますね〜。

みなさまのスーパーライフも、よりいっそう充実したものになりますように。

編集部からのみどころを読む

編集部からのみどころ
「スーパーで買った」「ジビエ肉」の組み合わせ絵の違和感が楽しい記事でした。レストランで食べるとメニューが決まってるけど、スーパーで買った食材って自由じゃないですか。その自由さを満喫するパリッコさんが見られるのがこの記事最大の見どころだと思います。うさ重。(石川)

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