余談ですが、すいたんの頭は吹田市の名産品で、八宝菜やおせちに入ってるシャリシャリの芋っぽいやつ『くわい』がモチーフとなっているそうです。
実はマンホール蓋巡りをしているとき、タマネギか球根かと思ってたので、ちょっぴり申し訳ない……
大阪府吹田市のデザインマンホール蓋には、市のゆるキャラ「すいたん」が必ずいるシリーズがあるそうです。軽い気持ちで探してみたのですが、1つだけ激ムズでした。
たまたま吹田市の豊津駅周辺を移動していると、
たまたまマンホール蓋が目に留まりました。
「鉄道シリーズ」というデザインマンホール蓋だそうで、駅ごとに特色あるマンホール蓋が設置されているそう。
しかもよく見ると、反対のホームには着ぐるみが!
通勤客ではなさそうなので、非常に気になって調べたところ、この子は吹田市のゆるキャラ「すいたん」だそうです。
シリーズの全てのどこかしらに必ず写り込んでいるとのこと。
マンホール蓋の場所は検索したらおおよその位置が記載されてましたし、すいたんも簡単に見つかるだろうと思い、全16枚を探してみました。
まずは北の方から下っていきます。
太陽の塔の近所にある商業施設・エキスポシティの駐車場入口へ向かうと、車道と自転車道の間に――
ありました!
デザインマンホール蓋第1弾の、シンボルシリーズ「ガンバ大阪」蓋です。
シリーズとなっていますが、シンボルシリーズは2022年現在これ1枚となっています。
ガンバボーイとのコラボで、すいたんは非常に見つけやすいですね。
マンホール蓋それぞれには「すいたん見つけ度」を独自につけていこうと思うのですが、ここは「かんたん」ですね。
そのままエキスポシティの方へと移動。
ひたすらまっすぐ進むと、簡単に見つかりました。
鉄道シリーズ第1弾の「万博記念公園駅」蓋。
すいたん、すごい場所に立ってます。
すいたん見つけ度は「かんたん」。
次は移動が長かったのでダイジェスト。
ずっと下り道でしたが、駅へ向かう坂だけ必死に上がって山田駅へ。
駅の正面にマンホール蓋がありました。
鉄道シリーズ第3弾の「千里線 山田駅」蓋。
ここも電車に乗ろうとしているすいたんでした。
少し小さいですが、すいたん見つけ度は「かんたん」ですね。
さらに坂道を上へ進みまくって、
北千里駅へたどり着く前に――
発見!
鉄道シリーズ第3弾の「千里線 北千里駅」蓋。
北千里駅は日本で初めて自動改札が導入された駅なのですが、その当時の写真と合成してあるみたいで、なんと白黒でした。
すいたん見つけ度は、白黒で一瞬迷ったので「まあまあ」。
次は北千里駅からすぐ近くの三色彩道(さんしきさいどう)へ。
怪しげな雨雲が近づくなか、むしろそっちの方へ向かって坂を上がると――
あった!
第1弾の自然シリーズ「三色彩道」蓋。
自然シリーズもシリーズとなっていますけど、今のところこれだけみたいです。
三色彩道は紅葉の名所らしいのですが、撮影時はがっつり夏だったので、本物の紅葉は見られず。
そしてすいたん側も撮影の日程が合わなかったのか、着ぐるみではなくイラストですね。
しかもここは珍しく名前まで書かれていました。
すいたん見つけ度は「かんたん」。
山田駅を通りすぎてさらに坂を下りまくり、南千里駅へ。
タクシーの待合所前に――
ありました!
鉄道シリーズ第4弾 の「千里線 豊津駅」蓋。
自然あふれるなかを阪急電車が通っています。
今回はすいたんがすぐに見当たらなかったので、よ~く探すと左上の方に――
いた!これは小さい!
これくらいの難易度だと、探す楽しさがありますね。
見つけ度は初の「ムズかしめ」。
阪急千里線沿いからは若干離れて、桃山台駅へ。
桃山台駅への乗り場は、交差する大きな道路の角に4ヶ所あるみたいですが、その1ヶ所に――
あった!
鉄道シリーズ 第2弾の「桃山台駅」蓋。
すいたん、とうとう運転席に乗っちゃってますね。
見つけ度は「かんたん」。
再び阪急千里線へと戻り、ひたすらダイジェストで坂を下ってくと、駅から離れた交差点のあたりに――
発見!
鉄道シリーズ第5弾の「千里線 千里山駅」蓋。
すいたんはまた乗客を演じていました。
乗客だと、必ずちゃんとなにかしらの荷物を持っているみたいですね。
見つけ度はまたまた「かんたん」。
線路沿いをひたすら下っていくと、関西大学近くの学生街に合流。
道沿いを進みます。
遠い方の小さい出入口へ行くと――
ありました!
鉄道シリーズ第4弾の「千里線 関大前駅」蓋。
すいたんは金網のギリギリから電車を眺めていました。
見つけ度はやっぱり「かんたん」。
さらにず~っと下がっていき、最初にマンホール蓋と遭遇した豊津駅も過ぎて、東急ハンズの駐車場入口のあたりに向かうと――
ありました!
鉄道シリーズ 第2弾の「江坂駅」蓋。
電車とほぼ2ショットのすいたんがいました。
見つけ度はとても「かんたん」。
ここで前半の1日目が終了。
計11枚を一旦まとめてみます。
ここまでは予想通り、すいたん探しはさほど苦もなく順調ですね。
では、ここからは別日で、後半5枚を探していきます。
後半戦は、吹田市のかなりギリギリにある岸辺駅からスタート。
ちなみに岸辺駅の住所は吹田市岸部です。
駅舎に近づいて、南口のとこらへんに――
ありました!
鉄道シリーズ 第5弾の「東海道本線 岸辺駅」蓋。
小さいけれど、センターにすいたんがいるので見つけやすいですね。
見つけ度は「かんたん」。
・吹田貨物ターミナル駅
岸辺駅の北口へと渡り、そのまま道なりに何も考えず直進。
健都ライブラリーという建物が見えてきて、奥の公園にさしかかると――
これですね!
鉄道シリーズ 第4弾の「吹田貨物ターミナル駅」蓋。
写真はものすごい遠景!
しかしよく見ると――
いた!普通に!
すいたんは貨物駅にも余裕で入れるみたいです。
見つけ度は「ムズかしめ」!
さっきのまっすぐな道をもっと進むと、ドムドムバーガーなどがあるJR吹田駅に着きます。
その駅前広場の中央らへんに――
発見!
鉄道シリーズ第2弾の「東海道本線 吹田駅」蓋。
JR吹田駅近くにある、とにかく目立つデカい建物「メロード吹田」を入れ込むため、やや引きの構図に。
でも、見つけ度は「かんたん」。
そしてJR吹田駅から線路沿いを進み、
阪急吹田駅の北改札口へ。
この駅舎の右側へ進むと――
ありました!
鉄道シリーズ第3弾の「千里線 吹田駅」蓋。
コンクリートの台座があって、他よりしっかり設置してある感じですが、これがとんでもなく激ムズでした……
まず、パッと見て全然すいたんが見当たらない。
ここで少し、今までとは違う雰囲気を感じつつ、細かく注視。
もしや電車の中では!と思いましたが、どうやらどこにも乗ってない……
さては奥のホームに!と目をこらして見ても、すいたんのカケラも見当たらない……
手前のホームの隙間や、電車の下、上空など、どこを探してもすいたんは見つからない……
気温34度のなか、汗だくでマンホール蓋を凝視し続けていると――
もしかすると、これ?
さらに拡大すると、余計に見づらくなるという画素の罠。
ただもう、コレ以外にそれっぽい形と色味の物体が見当たらないので、確証はないですが今回はコレをすいたんと結論づけました。
見つけ度は「わからなすぎて怖い!泣く!」。
気持ち的にはもうクライマックス後ですが、順路の関係でラストは南吹田駅。
2019年に開業した新しい駅で、そこから少し移動したところに――
あった!
鉄道シリーズ第5弾 の「おおさか東線 南吹田駅」蓋。
これもビックリするくらい小さく写っていますが、まだ存在が確認できるので、むしろホッとしました。
見つけ度は「ムズかしめ」。
それでは最後に、全16すいたんをまとめると――
こんな感じ!
いくつか画素との戦いになっていますが、基本的には「かんたん」が多いということがわかりました。
そして、第1弾から5弾までのシリーズ別に見つけ度を並べてみると――
第3弾から急激に難易度が上がっていて、そこからは「かんたん」と「ムズかしめ」が半々くらいになり、すいたん探しのゲーム性が明確になっていったみたいでした。
もし今後に新シリーズがリリースされるなら、「ムズかしい」くらいがいいですね。
もう泣きたくない。
余談ですが、すいたんの頭は吹田市の名産品で、八宝菜やおせちに入ってるシャリシャリの芋っぽいやつ『くわい』がモチーフとなっているそうです。
実はマンホール蓋巡りをしているとき、タマネギか球根かと思ってたので、ちょっぴり申し訳ない……
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