特集 2023年5月1日

廃線でスタンド・バイ・ミー

名シーンを再現する

スタンド・バイ・ミーの映像ソフトのパッケージ画像の再現ができた。

こうなったらせっかくなので、スタンド・バイ・ミーを観た人のためにも、これから観る人のためにも、このまま映画の名シーンを再現しながらあらすじを振り返ることにしよう。

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“はじめて死んだ人間をみたのは12歳のときだった”

大人になり、作家となったゴーディ(リチャード・ドレイファス)がクリスの死を新聞で知り、昔の出来事を思い出すところから物語が始まる。

12歳の夏、あまり良くない環境で暮らす少年たちは、行方不明の少年の死体があるという話を聞きつける。

そして死体の第一発見者となって有名になろうと、親家族に内緒で30キロ先のその場所へと冒険の旅に出た。

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旅の冒頭で無茶をするテディを止めるクリス

仲間同士の喧嘩や、スクラップ工場の性悪オヤジとのトラブルなどがありつつも、正義感の強いクリスを中心に助け合いながら旅をし、夜を迎えて野宿をする。

そしてコヨーテから身をまもるために交代で見張りをしながら眠ることに。

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親に疎まれていると泣くゴーディ

見張り交代のタイミング。

出来のいい兄が亡くなり、親に嫌われていると打ち明けて泣くゴーディ。

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教師にハメられたと泣くクリス

また、はずみで給食費を盗んでしまったが、良心の呵責にさいなまれ担任の教師に返却。にもかかわらず、教師がそれを横領し、すべての罪を着せられた苦しみを語るクリス。

うむ、我ながらいい演技だ。2代目リヴァー・フェニックス襲名の話、お待ちしています。

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おなじみバーンの見張り
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翌日、沼で大量のヒルに噛まれたりしながらもついに目的地へ到着。

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死体を発見する4人

ついに列車にひかれ野ざらしの少年の死体を発見。そして我々観客は、その死体がバナナマンの日村に似ていて驚くことになる。

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不良たちから死体と手柄を守る

死体発見直後、話を聞きつけてやってきた街の不良グループに手柄をよこせと脅されるも一歩も引かないゴーディは、不良たちを追い払うことに成功。

そして少年たちは、死体発見の手柄を捨て匿名で警察に通報することにしたのである。

どうだろう?

スタンド・バイ・ミーを一本見終えたような気分になったのではないだろうか?

いやあ、映画って本ッ当に素晴らしいものですね(水野)。


スタンド・バイ・ミー完全再現成功

途中、スタンド・バイ・ミーだかおそ松くんだかわからなくなったところもあるが、思惑通りスタンド・バイ・ミーの完全再現に成功した。

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パンフレット(再現)

 そのことは、こうして当時のパンフレットを筆者自身の画像に置き換えてみても、どこからどうみてもスタンド・バイ・ミーにしか見えないことからも明らかである。

ま、それはスタンド・バイ・ミーって大きく書いてあるからだろうけど。

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