高崎のスパゲッティは量が多い（デジタルリマスター）

高崎パスタ発祥の店へ

最後はシャンゴ。高崎のパスタ屋の半数以上はここで修行をした人だという（地元のタクシーの運転手談）。高崎パスタ発祥の地か。僕はシャンゴ風スパゲッティ、工藤さんはナポリタンをオーダー。

このお店はSが150g、Mが200g。当然200gを注文。150gできゃーきゃー言っていた今朝が遠い昔のようだ。1日で人は変わることができる。

ちなみにナポリタンは660円（税別）である。外観も内装も660円で食事を出すようなお店には見えない。でも660円。超うれしい。

シャンゴ風スパゲッティはカツの上にミートソースがのっている。ミートソースはドミグラスっぽくて、これぞごちそう！という味。そして麺に麺の味がした（バカみたいな文章になってますね）。麺はソースなしで食べてみてもおいしいのだ。パスタってこういう味だったのか。

ナポリタンはオーソドックスだけどストレートにうまい。僕が写真を撮ってるあいだ、工藤さんが「粉チーズが溶ける匂いが！」と3回言っていた。

休まず食べた

本日3回目の200gパスタだが、おいしいので食べられてしまった。

まんがみたいに口から麺だして「ゲフーもう食べられニャイ～」みたいになったら記事としてはおもしろいけどやりすぎかなあ、なんて心配したのは杞憂であった。思春期ダブルスコアのふたりもぱくぱく食べた。満腹感に追いつかれないように休まず食べた。

■data
シャンゴ 問屋町支店
高崎市問屋町1丁目11-8 TEL: 0120-631810

好きなものはたくさん食べたほうがいい

帰りの新幹線で妙に腹が硬かった。前の日に腹筋使ったっけ？と思ったが腹筋じゃなくて食べすぎでだった。食べ過ぎると腹が硬くなるのも発見だった。子どものころ「腹とおでこが同じ硬さになるまで食え」と父が言っていたが、その意味がようやくわかった。

これだけスパゲッティを食べたのに、取材翌日にまたスパゲッティを食べた。しかしついうっかり高崎のペースで食べたら1分かからずに食べ終えてしまった。しまった。やっぱり好きなものは量が多いほうがいい。