人生で最も張り詰めた買い物
いよいよ自分たちの番がやってきた。ここからの5分は、人生で最も張り詰めた買い物になるだろう。しかし、やることは決まっている。ミッションの概略は事前見学で学んであるし、最後のミッションの攻略法もわかっている。あとは計画通り実行するだけ……。
始まった!
かと思ったら例の「動いてはいけない時間」が来た。(BGMが明らかに変わるのでわかる。) だるまさんがころんだのように、ぴたっと止まる。
買い物したいのに。もどかしい。
次のミッションではモニターとその下のボードを見比べ、3つの商品をかごに入れる必要がある。
そして、満を持して登場したのは、店員だ。
ハンターじゃん。
店員の動きには法則があり、ある程度読めるので、先回りしながらミッションをこなしていく。
店員から逃げながらミッションをこなすことに集中するあまり、時折くる「動いてはいけない時間」を忘れそうになる。
ほり:りばすとさん!止まって!!いま動いちゃいけない!!
りばすと:動いてはいけない時間があるのをすっかり忘れてました
そして店員は、激しく動き回りだす。
店員:いらっしゃいませ~!いい商品取り揃えております~!!!
ほり:やばい!みんな逃げて!!
いよいよ始まった。店員が激しく動き回る時間、積極接客モードだ。これまでの5倍の速さ(体感)で、店内を動き回る。当然、話しかけられたら即終了なので逃げまくる必要がある。
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計画が崩れ落ちる瞬間
そうこうしているうちに、いよいよあの時間がやってきた。
ほり:作戦通りブースに逃げ込みましょう!
運営スタッフ:すみません、そこ立入禁止なので入らないように
膝から崩れ落ちた。我々の計画はあっけなく破綻してしまった。まずい。店員が激しく動き回るのに、我々は動くことができない。店員からできるだけ離れた場所で「動いてはいけない時間」をやり過ごす。
「動いてはいけない時間」は数秒程度だが、何十秒にも感じられた。祈りが通じたのか、持ち前の存在感の無さでなんとか話しかけられないことに成功。あぶね~!
……というわけで、計画は崩れたものの実力(?)で乗り切り、最後までミッションをやり抜くことに成功した。ミッションクリアのごほうびとして、何者にも邪魔されない追加の買い物時間が与えられることに。よし…!

