特集 2023年9月21日

くしゃみが出るカップ焼きそば選手権――優勝はペヤング!

日清食品「日清焼そばU.F.O.」

まず始めは日清焼そばU.F.O.である。発売は昭和51年(1976年)と、こちらもペヤングに並ぶロングセラー商品だ。

その名の通り円盤型UFOのような丸い容器のカップ焼きそばであるが、商品名のU.F.O.は「うまい、太い、大きい」の略らしい。確かに麺が太めであり、もちもちした食感が特徴的だ。

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若者向けなのだろう、派手で目を引くパッケージである
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かやくは袋入りではなく麺と一緒に最初から入ってるタイプだ
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ソースは蓋の上で温めてくれとのことなので、そうする(ソースなだけに)
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湯切りの穴が多く、今回試したカップ焼きそばの中で一番湯切りしやすかった
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ふりかけは青のりが主体で、それに紅生姜が混じっている
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くしゃみはまったく出なかった
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というかスパイスとは書かれておらず、香辛料は(たぶん)入っていない

原材料を確認すると、どうやら香辛料はふりかけではなく液体ソースの方に入っているようだ。なのでスパイスの成分が飛散することはなく、くしゃみも出ないというワケである。

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明星食品「一平ちゃん 夜店の焼そば」

これまた定番の一平ちゃん夜店の焼そばである。平成7年(1995年)に発売されて以降、からしマヨネーズ付きのカップ焼きそばとしてすっかり定着した。

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三つのソースとからしマヨネーズで、こってり感を全面に打ち出している
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麺にソースが練り込んであるとのことで少し茶色っぽい
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スパイスにも粉末ソースが混ざっており、振りかけると麺の湿気で溶ける
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少しムズっときた気がしたが、くしゃみまでは至らなかった

ふりかけの原材料として香辛料の表記が見られるものの、他にもソース加工品やマヨネーズ風ソースフレークなど様々な成分が含まれているようだ。粉末ソースが溶けやすいという性質もあり、香辛料の飛散を防いでいるのだろう。

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