スキー場で「『こういうのが良いんだよ』カレー」を食べる
ご飯屋さんに即入店。心なしかちょっとおしゃれだ
ここまで勢いでやってきたが、なんだか思ったよりもお店がおしゃれだ。カレーもなんかこだわりの無水キーマカレーしかないとか、パクチーが乗ってるとかだったらどうしよう。いや、こだわってるのは結構なことなんだけど。
どきどきしながら牛すじカレーを注文。待機
かすかな心配をよそに、100点のビジュアルのカレーがやってきた
これだ。あまりにも「こういうの」すぎるカレーである。これが食べたくて新潟までやってきたわけよ。
実食
これだ......
甘すぎず、辛すぎず、誰が食べても「ああ、カレーですね」とついこぼしてしまうよな、ただ、それだけのカレー。
こういうので良いのだろうか?こういうので良いのである。スキーやスノボをしていなくとも、このありのままのカレーを食べていい。人間にはそういう権利が認められている。人間の権利、すなわち人権である。そういうことなのだ。
全然関係ないけど、ディズニーを全く見ない母が「アナとユキってさあ、」と、「アナと雪の女王」の登場人物がアナとユキの二人だと思って話しだしたことがあった。「ありのままのカレー」で思い出したわけなのですが、これは本当にカレーと関係ないですね。
全く目線が合っていないが、大満足しています
もっと、THE・スキー場で「『こういうのが良いんだよ』カレー」を食べたい
しかしこのガーラ湯沢。おしゃれなのはレストランだけでなく、施設全体がアウトレットモールのような見た目となっている。
見てくれこのおしゃれさを。あたしゃ左のお土産屋さんが久世福商店かと思ったよ
念願叶って「『こういうのが良いんだよ』カレー」を食べることはできたが、如何せん雰囲気がおしゃれすぎる。それにまわりの人もスキー中というより、ひとしきり滑り終わって山から戻ってきた感じの人ばかりだ。
もっと無骨な空間で雪とスキーヤーに囲まれながらカレーが食べたい。そういうところの「『こういうのが良いんだよ』カレー」が食べたいのだ。
すなわち
こういうものに
乗って
こうである
ゴンドラに乗ってコースのふもとまでやってきた。流石にどこを見渡してもスキー板やスノーボードを抱えた人しかいない。というか、明らかに手ぶらの人間はおれしかいない。
昼飯を食べに来ただけなのでスキーウェアでもなく、マスクをして、揚げ句トートバッグまで提げている。山を舐めるな
何かこう忘れ物をして怒られる直前の小学生のような、底知れない不安な気持ちになってくる。スキーの格好をせずにスキー場に来るとこんな気持ちになるんだ。知らなかった。
だが、ここにこそ望んだカレーがあるに違いないのだ。レストランに行こう。
THE・スキー場で「『こういうのが良いんだよ』カレー」を食べる
ほらもう、これよ、こういうことよ
先ほどの山のふもとのレストランとは違い、広いフードコートのような場所にスキーヤー達が終結している。ここ、ここなのよ。こういうところのカレーを食べたかったのよ。
カツカレーを注文。なぜかナンがついてきたが、これもまたかなりの「『こういうのが良いんだよ』カレー」である
再び実食
なんか、ちょっと気持ち辛めだ!
驚いた。なんとちょっとだけふもとのカレーとルーが違うのである。基本は同じ味なのに、本当にちょっとだけ。もしかして味が分かりやすいように、滑り途中のスキーヤーにはより刺激があるものを出している?
しかし、それでも十分「『こういうのが良いんだよ』カレー」の範疇である。じゃあナンは何でついてるの?と思うくらいシンプルな日本製のカレー。こういうことなのだ。こういうことでよいのだ。
ついていたカツも最高であった。過不足なく、今みなさんが頭に思い浮かべているまんまの、カツ。
ああ、今度こそ満足だ。スキーヤーに囲まれて食べる「『こういうのが良いんだよ』カレー」は、まさに思った通りのおいしさと満足感であった。やはり滑ろうと滑るまいと、このカレーはうまいのだ。
まあただ、ちょっとお腹が一杯ですね
お昼ご飯も食べたし家に帰ろう。洗濯をしたり、家の掃除をしたりしよう。
ちょうどリフトが終わる時間と重なったためか、スキーヤーで渋滞していてなんだか申し訳なかった
また来ます
滑らなくても乗れるゴンドラがある
ゴンドラに乗りながら、本当に普段着の人がそのまま乗っていいやつ?怒られない?とおどおどしていたのだが、ガーラ湯沢ではリフト券なしの「滑らない人向け」のゴンドラチケットが売っていた。つまりこの使い方は公認だったのだ。
今までスキー場に行くときは当然のようにスノーボードで滑っていたため全く気にしていなかったのだが、場所によってはこの手の券が割と存在するらしい。
皆さんにおかれましても、「『こういうので良いんだよ』カレー」を食べに行くときはそういった設備があるスキー場をお勧めします。
さらにちなむと、ガーラ湯沢では写真右手のリフトは滑走具なしで乗れるらしい。混んでいたし、流石に普段着で乗るには怖すぎるから行かなかった。トートバッグ提げてるし。
編集部からのみどころを読む
編集部からのみどころ
教習所のエピソードで笑いました。なくても情報量は一切変わらない余談ですが、まさに記事中にあってほしい余談でもある。他にもちょいちょいいらん話が入っていて、りばすとさんの良さが堪能できる記事でした。
あとスキー全くしてないのにスキーに行く時のワクワク感があるんですよね。スキー場の磁場ってすごい。(石川)