特集 2019年2月15日

「使用中止」と書かれた踏切がかもめ町にある

「神奈川県横浜市中区かもめ町に「使用中止」と書かれた踏切があるのですが、かつて何に使われていたのでしょうか?気になります」という投稿が、とぽさんからはまれぽ.com編集部へとどいた。

かもめ町の踏切は、2005年まで利用されていた引き込み線「国際埠頭専用線」のためのものだった。
専用線は休止中だが、南本牧ふ頭の開発が進めば復活の可能性はゼロではなさそうだ。

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南本牧ふ頭にほど近い、中区のかもめ町に、使われていない踏切があるという。

「使用中止」と書かれているというからには、線路が使われなくなったということなのだろうが、いったい何のための線路だったのか。早速現地に調査に向かった。

東京湾岸道路沿いから、南本牧ふ頭の入り口に向かって歩いていく。

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車の通りは多いが、歩行者はほとんどいない

周囲にあるのは運送会社や工場がほとんどで、売店らしき建物もあったが営業していない模様。ガソリンスタンドのほかに、コンビニなどは見当たらなかった。

ちょっと不安になりながら海の方角へ足を進めると、ようやく到着した。

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ここがかもめ町!

なんとも可愛らしい名前の町名だ。

このエリアはもともと埋め立てに伴って誕生した地域。多くの中小企業が集結しており、町名は企業団体からの要望を受けて、同じく埋め立て地の「千鳥町」に合わせて「かもめ町」と名付けられたそうだ。

そんなかもめ町のバス停から、海に向かってもう少し進んだところに、その踏切はあった。

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遮断機は見えないが、間違いなく踏切!

近づいてみると、これがキニナル投稿に寄せられた「使用中止」の踏切で間違いなさそうだ。

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確かに「使用中止」と掲げられている。が、線路はどこに?
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「自動警報機は作動していません」

警報機だけが道路の真ん中にポツンと立ち尽くしている。線路は見当たらないが、どこにあるのだろう・・・と見渡すと、もう一つ警報機が目に入った。

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こちらは線路の隣に立っている

これはもしかして、「第3種踏切」か!?
通常の踏切が「第1種踏切(甲)」と呼ばれるのに対して、「第3種踏切」は遮断機のない踏切。運転免許の講習で存在自体は知っていたが、実際に見たのは初めてかもしれない。

どうやら、先ほどの警報機は線路に向かって左折しようとするドライバーに、電車の接近を知らせるためのもののようだ。

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「国際埠頭第3踏切」が正式名称

「使用中止」ということは、この踏切と線路は使われていないということだろう。やはり気になるのはこの線路がいったい何のためのものなのか、ということ。

線路内にはあちこちにゴミが散乱していた。一方、レールは古びてはいるがしっかりと設置されている。その気になれば列車を走らせることができそうだ。

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「使用中止」の裏側には、「踏切注意」の文字が。列車が走る可能性がある?
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設備の老朽化は進んでおり、線路を使うためには整備が必要になりそう

さてこの線路、いったいどこからどこまでをつないでいるのだろう。

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踏切からまっすぐに西へ伸びる線路。この先には何が?

この先は埋め立て地の端に続いており、道は行き止まりになっているようだ。確認したいところだが、私有地のために立ち入りは禁止。どうやら線路はまっすぐ進んでいるようだ。

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途中に看板が見える
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「構内禁煙」の先は、分岐して続く

この先の敷地を保有しているのが「国際埠頭株式会社」。どうやらこの線路は、国際埠頭と大いに関係があるようだ。

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ここから先には入れない

線路を走る列車が運んでいたものとは?

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