他県の人に「珍しい」と言われて、当たり前と思っていた習慣や風習がローカルなものと知ることがたまにあります。
例えば大阪だと個人的には、
・自転車に付ける「さすべえ」
・中華料理屋に必ずある「小エビの天ぷら」
・1本50円の激安自販機
などなど。
そして「珍しい」と言っている人がいて驚いたのが――
商店街のド真ん中に自転車を停めるスタイル!
大阪の商店街でもたまに見かけるのですが、どうやら珍しいらしい。
ネットで調べてみたところ、東京・愛知・愛媛などでも同様の駐輪スタイルが存在するらしいのですが、「大阪名物」と捉えている人もいるみたい。
たぶん大阪だけの現象ではないのですが、なんとなく大阪っぽいと思われてるのが逆に面白かったので、ド真ん中駐輪スタイルが見られる商店街を探してみました。
結論としては思っていたより少なかったですが、6カ所で発見。
1、城東商店街
まずは、ド真ん中駐輪を見た記憶があった城東商店街へ。
もう既に見えかけていますが、入口に――
このように停められてました!
お手本のようなド真ん中駐輪。
どうしてこうなるかというと、よく言われてるのが、
お店の前は邪魔になるので駐輪禁止となり、たまたま空白地帯だった歩道のド真ん中に停めるようになった、という説があるらしいです。知らんけど。
それでは商店街に戻ります。
横から見るとこんな感じ。
進んで裏から見ると、
なんと!短い!
入口から遠いと列が消えてしまうようでした。
ここから逆を向くと、
誰もいない……
ちなみに別の日に訪れてみると、通路を開けておくためのコーンが!
ド真ん中駐輪をなかば黙認しつつ、上手く共存しているようでした。
自転車の他に気になったものは、
なにが当たるか謎の自販機。
地域貢献型の自販機。
魔改造されたピカチュウなどでした。
2、四貫島商店街 & 3、此花住吉商店街
2ヶ所目は此花区にある四貫島商店街。
入ったところにド真ん中駐輪はなし。
逆に左側に寄っていました。
さらに進むと、普通にお店の前にバンバン停められてましたが――
奥へ向かうと、ここだけ局地的に自転車が並んでいました。
けれど先へ進むも、この一列以外は見当たらず。
というわけで、そのまま近くの此花住吉商店街にも立ち寄ります。
進んでいくと――
あった!
ド真ん中にお菓子のカゴがあり、そこに横付けされていました。
さっきの四貫島商店街でも、荷台のようなものに自転車が並んでいたので、ド真ん中駐輪が発生する新しいメカニズムを発見できた気がします。
そしてその奥にも大量の自転車が。
さっきの荷台の列と離れているのも面白いですし、床の黒い線に沿ってキッチリ駐輪されているのもローカルルールっぽくていいですね。
他に気になったものは、
手作り自販機。
既視感のあるどれみ。
ゴミではないなにか、などがありました。