特集 2025年11月12日

ヘンゼルとグレーテルみたいに白い石をたどれば森から帰れるのか

惜しみなく石を置くと帰れる

まい:自分で置いたはずなのに「私、落とすの忘れたんだっけ?」って疑うレベルで見つからなかったですね

橋田:完全に継母の勝ちだったね

三土:はははははー

まい:でもこれ、継母も帰れなくないですか?

橋田:石と石の間隔が広いから見つからないのかもね

石川:もっとじゃんじゃん落としたらいいんじゃないですか?

三土:継母、石を落としてることには全然気づかないからもっと落としても大丈夫ですよ

というわけで「惜しみなく石を落とすバージョン」を試すことに。再度出発。

三土:よーし、ふたりとも、楽しいお散歩に行くよー

まい:わー楽しみだー!

橋田:やったねーお兄ちゃん!

小芝居もちゃんとやります。
なんとなくのどこに捨てられるかわかっているので、惜しみなくとにかく石を置く。感覚的には「一歩ごとに落とす」ぐらいの勢い。

まい:やばい、石がなくなりそう

橋田:お兄ちゃん、大丈夫?

まい:大丈夫なのかな

心配はしてくれるが戦力にはなってくれない橋田さん(グレーテル)。たぶん実際のヘンゼルもこういう気持ちだったんだろう。
そんなこんなでさっきと同じ終点につきました。

三土:ははは、ここがお前たちの墓場だー!

橋田:怖いよーお兄ちゃーん!

まい:あっ!見て!!

石だ!
どこにあるかわかるぞ?!
肉眼だとこんな感じ。まんなかに2個の石があるのがわかりますか?

橋田:すごい!わかるね!!

まい:完全に「これは帰れる」ですね

手がかりの石の数が多いので、まったく迷わず家に帰れるぞ!!

石川:これで道中の他の目印も覚えてたら確実に帰れますね

まい:迷いなく帰れますね。こりゃヘンゼルも「次はパンくずでも落としとくか〜」とか思うわ

三土:でもこれ1メートルに1個ぐらいあるから......

三土「1キロ先の森に捨てられたとして、1000個いりませんか?

まい:ヘンゼル、力持ちすぎる

三土:どういう石だったんでしょうね。軽石だったのかな

まい:でもこれ、どれだけ石があったとしても初回で成功させるのは無理だと思うんですよ

橋田:何回か捨てられかけたことあったんじゃない?

三土:お父さんに森で迷わない帰り方を教えられてたのかもしれないですね

三土:ヘンゼルは15歳だからけっこう知恵があったのかもしれない

まい:15歳でこの方法で森から帰れるなら、お菓子の家の魔女ぐらい全然倒せますね

私たちよりよっぽどヘンゼルの方がしっかりしていることがよくわかりました。

知らない森から帰るのは想像以上に難しい。

新宿でも迷うのだから中世ドイツの森なんて本当に大変だっただろう。

ヘンゼルとグレーテルが無事でよかった。皆さんも中世の森に捨てられるときに備えて、日頃から練習してみてください。


始まる前は「新宿の公園で迷えるわけがない」「瞬殺で石が見つかったらどうしよう」などと心配していたが、始まってみたら一瞬で迷ってびっくりした。

 

考えてみれば、夜でなくてもそもそも野外で小さなものを見つけるのは難しい。これからはもっとリスペクトの心を持ってヘンゼルとグレーテルを読もうと思う。

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編集部からのみどころ
撮影役で同行しましたが、マジで全然見えなくて笑いました。芝生って草の色が均一だし地面としてはかなりわかりやすい部類だと思うのですが、もう石の色が白とか黒とかって光があって初めて関係ある話なのかもしれない。そしてこれで無理ならパンくずも到底無理なのでは、という感じがしました。おとなしく朝を待ちましょう。(石川)

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