この水は「地下鉄地下水」です!
西村・林チームは五反田へ。目黒川に流れ込むのは「地下鉄地下水」。
なにって「地下鉄地下水」と看板が付いているところが良い……。
さらに五反田には料亭を居抜いたともうわさされるヤマト運輸のセンターがありまして、なかなかない趣です。
そして五反田といえばTOC(東京卸売センター)。
ここはもともと元々星製薬の工場で星薬科大学発祥の地。かなりわかりにくいところにひっそりと記念碑があるのがみどころ。
なおちかくにはインディーズらしき標識もあります。どうぞよろしくお願いします。
時を同じくして三土・古賀チームも目黒川でネタを拾っていました。
荏原神社は目黒川の工事で参道ががっつり短くなったのだそう。
ミステリーハンターになりたかった
続いて戸越銀座に移動した林・西村チーム。
動画をなんとか盛り上げたい! という気持ちと、「ミステリーハンター」みたいなことしたい! というウキウキがぶつかって急なクイズの出題がありますのでお付き合いください。
戸越銀座は、全国各地にある「〇〇銀座」のはしりなのだそう。なぜ「銀座」がついたのか……?
答えは、関東大震災で被災した銀座の建物のがれきのレンガを舗装に使ったから! へぇ~~!
一方、武蔵小山に移動した三土・古賀チームからもクイズです。
品川区内にはいま数か所にあるサンリオキャラクターのマンホールが設置されています。そのキャラクターとは何でしょう。
動画内には古賀による雑なシンキングタイムも入れておきました。
正解はシナモロール!
特に武蔵小山駅前には、このあたりが江戸時代にたけのこの産地だったことをふまえたデザインになっておりかわいいのです……。
ついでに武蔵小山温泉(清水湯)を詣でて、品川区内に温泉の銭湯が多い件にも思いをはせておきました。
重なっている場所、長い駅
一方の西村・林チームは下神明駅のあたりへ移動。
ここには横須賀線と大井町線と新幹線、3つの路線が重なる珍しいポイントが。一番下には歩道もあり思う存分に交差が楽しめます。
さらに移動して新馬場駅からクイズも。
この駅、めちゃめちゃホームが長いんです。その理由はなんでしょう。
正解は(3)。高架の工事の際に二つの駅をつなげるというエキサイティングな手を打ったためいまのような長さになったのだそう。
土がなくなったから崖になった
一方の三土・古賀チームは品川駅方面へ引き返し八ツ山。
ここは台場に砲台を作るための土をごっそり削ったあとが崖になっているすごいスポットなんです。
撮影場所はギリギリ港区内でしたが、土取跡は品川区にも及んでいます。
さらに品川神社へも。参道の階段は映画「シン・ゴジラ」のロケ地にもなっていました。
この、神社の、ええ、まさか? というほどの裏手の裏手、急に開ける広場に板垣退助のお墓があるのはかなり興奮します。
山に登ったらフィナーレが訪れた
西村・林組もこのあと品川神社に。
ネタかぶりか!? と思いきや、二人が着目したのは富士塚(品川富士)でした。
富士塚としては東京随一の高さ(おおむね15m)だけに、一瞬本格的な登山かという画が撮れてます。
登頂してこの達成感。
フィナーレっぽくなったのをコネタ認定して、旅は終わったのでした。
あらためて動画をはっておきますね。
これが散歩か
ここまで、ご案内は編集部の古賀でした。
今回参加した西村さん、三土さん、編集長の林は全員散歩ファン。そのなかにあって、せっかちで外を歩くならば目的地に一直線、わき目もふらずに歩いていく余裕のない生き方をしているのが私です。
今回「ぶらぶら歩く」をみっちりやって、なるほどこれが散歩かと、散歩を教えてもらった一日でもありました。
あちこちを「へぇ~」といって歩く、ぜいたくな一日でした。
※2020/04/17 公開 すっかり品川の魅力に目覚めたみなさまかと思います。落ち着いたころにもぜひ品川のことを思い出していただければうれしいです!
「へぇ~」が満載、品川区