3日目はホテルのバイキングでウインナーを食べまくった
山口県は広く、もっと山の方に行けば違った食べ物があるようだった。行きたかったが時間的に厳しくて断念。次回は行きたい。
これで満足したので終わろうと思ったが、近くに市場があるのでせっかくだから行ってみよう。唐戸市場である。
市場ってこんなに人がいるものなのか。歩く隙間もないぐらいぎゅうぎゅうだ。
人をかき分けながら歩くと「トロありますよ!」とか「新鮮ですよ!」と呼び込みをしている。
どんなのがあるんだろうと思ってお店を見ると、見たことのない光景に興奮を隠せない。なんとか隠したけど、もうすごい興奮した。だって、寿司が並んでいるんだぜ。
寿司がこんな姿で並んでいるのを初めて見た。へー天竺ってここにあったんだ。
あとで調べたら「活きいき馬関街(いきいきばかんがい)」というイベントで、金・土・日・祝日と開催しているらしい。
公式サイトを見たら「唐戸市場で祝日週末に"寿司バトル"を開催しております」と書いてあった。寿司バトル。聞いたことない言葉だけど、おれは好きだぜ。
寿司やどんぶりなどの新鮮な魚を使った料理たちがずらっと並んでおり、好きなものを選んであとで会計をする。お店ごとに並んでいる寿司ネタや惣菜が違っているので見ているだけで楽しい。
ふぐの唐揚げも食べたいが、ふぐの刺身を食べたいなー、でも高いだろうなーと思って見ていたら、リーズナブルなふぐの刺身を見つけた。
寿司とフグの刺身。なんだ、この高級なバイキングは。無我夢中で食べたいものをたくさん取ったら思いのほか高い金額になってしまった。でも、大事なのは食べたいという強い想いだから。大切にしよう、食べたいという気持ち。
市場内で食べられる場所を探していたら、学校の調理室みたいな部屋を見つけた。
他のお客さんもここで食べている。よし、入ろうと思ったらここで食べるために場所代がかかるらしい。
逆に払わせてください。おれ、寿司を早く食べたいんですよ。
少なく見えるだろう。これの隣にフグの味噌汁と、揚げ物がある。撮り忘れた。そういうことだってあるよ。
しっかりとした歯ごたえがある。まるでお肉のようだ。最初は白身魚特有のさっぱりとしたたんぱくな味だなと思いながら噛むと、甘く濃いうまみが出てくる。
うまいな。これ、すき家かなか卯でなんとかして出してくれ。
寿司は市場ならではの新鮮さ、そして身の分厚さである。こんなのおいしいに決まっている。先に言わせてください。おいしい。
ちょっと遠慮して寿司をとってきたので、2周目に行こうと思う。寿司への想いが強すぎて2周目の寿司は写真に撮るのを忘れた。
太陽の光が降り注ぎ、潮風を浴びながら食べる寿司はなんだか特別な気分である。不思議な体験をしている。
あと、夏は暑いので、中で食べたほうがいいかもしれない。暑すぎる。暑すぎ晋作。このあとめちゃくちゃ日焼けして、ホテルの風呂でヒリヒリしたのは後の話である。
あと、大きなエビフライを買った子どもがカルビーのかっぱえびせんを食べていて、エビフライたべなよ。と思った。
山口県は広く、もっと山の方に行けば違った食べ物があるようだった。行きたかったが時間的に厳しくて断念。次回は行きたい。
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