縞々蚊除け実験スタート
当初「30分くらいここにいれば、データとして十分な量の蚊に刺されるでしょ」と計画していたのだが、検証開始1分も経たないうちに撮影クルーから悲鳴が上がった。
武井「蚊がめっちゃ寄ってきてる!!」
文園「え、もう?」
武井「しかも、縞々じゃない方だけに蚊が集まってる!肉眼でわかる!!」
お分かりいただけるだろうか。この時私は必死で何も感じないようにしている。
体に蚊が付いているのを感じたら反射的に叩きたくなる。しかし今は検証中の身なので絶対にそれができない。だって牛は自分の手で蚊を叩かないでしょ。
せっかく結構な労力と時間をかけて縞々あしゅら男爵になったのだ。「寄ってきた蚊を叩いて殺しまくって検証できませんでした」なんてオチにしてたまるか。
心頭滅却。蚊の姿を視界に入れないことが重要なので、半目で棒立ちになる。
痒みを少しでも意識したら終わりだ。今日の夜ご飯は何にしようかな。
そんな私の労力をよそに、網戸越しにこちらを観察する撮影クルーはドン引き。3分ほど経過したところでついに声がかかる。
武井「これ本当に30分やるの?既にかなり刺されてるように見えるけど…」
その言葉に心が揺らぎ、ふと、脚のあたりに目をやってしまう。
生き物の本能ってすごい。自分が蚊に刺されている様を目の当たりにした瞬間、全身に痒みが巻き起こり、気がついたら全速力で家の中に飛び込んでいた。
結果発表
シャワーで黒ドーランを落として心を落ち着けたところで、さっそく蚊に刺され具合をチェックする。
右半身と左半身で、蚊に刺されたところをテープでマーキングしながら数えて集計。
集計の結果、なんと!!
6:2で、縞々は蚊に刺され率30%に削減という、ほぼ論文通りの結果に。
これによって、人間の体を縞々にすると蚊除けになるということがわかりました!!
縞人ぬ宝
今回、黒ドーランを塗りつつ若干懸念していたのが「黒ドーラン自体が物理的な蚊除けになってしまうのではないか?」という点だった。
しかしその懸念は打ち砕かれた。なぜなら、縞々側の虫刺されのうち1ヶ所が、黒ドーランの上から刺されていたためだ。
このことから、今回の蚊除けは純粋な縞々パワーによるものであると胸を張って言えます。
虫除けの塗り直しが面倒な時。
河原でのバーベキューなど、蚊取り線香の煙が届きにくい時。
蚊に悩まされたら、「縞々になる」という選択肢を思い出してみてください。


