特集 2026年9月17日

「縞模様になると蚊に刺されにくくなる」は人間にも有効なのか

虫除けスプレーや蚊取り線香など、蚊除けの方法は色々ある。

しかし、2025年にイグ・ノーベル賞を受賞した研究の結果によって、新たな選択肢が追加された。

それは、「縞々になる」ということだ。
 

会社員。色んな仕事をして色んな街に住んで今に至る。粘土で形を作るのが得意。うどんよりもトンカツが好き。

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嫌ですよね、蚊!

今年の9月はなんだか涼しい。バルコニーでの飲酒が捗る気候だ。

お疲れさんです。グビリ

しかし、涼しいとはいえバルコニーに長時間居座っているとヤツらが寄ってくるのである。
 

おや?
グエー!蚊だ!

蚊取り線香や虫除けスプレーを試したが、明らかな「蚊が全く来なくなった!」という実感は得られなかった。

なんとかして、蚊が寄ってこない状態で野外に長時間居られないだろうか。

そういえば、牛を縞模様にしたら蚊に刺されにくくなったという研究結果をどこかで見たような。
人間も縞模様になれば蚊に刺されなくなるのではないか?
 

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「縞牛」ならぬ「縞人」

2025年、日本の研究チームが、白い塗料で縞模様を描いた黒毛和牛は何もしなかった牛などと比較して、アブといった吸血昆虫が付きにくくなることを証明し、イグ・ノーベル賞を受賞した。

それが「縞牛(しまうし)」だ。(京都大学のプレスリリース

論文では、白黒のシマウシは虫刺され率が約40%も減ったとのこと

なぜ縞々を描くと蚊が寄ってこなくなるのか、明確な理由はわからないそうだが、
以下の2つの説が有力らしい。

説①:
色合いによって皮膚の温度が変化した結果、
虫が血管を見つけにくくなる

説②:
縞模様になると虫が吸血対象を認識できなくなる

どちらの説も、牛に限った話ではない。縞々を描いた人間でも当てはまりそうだ。

というわけで縞々を描いた人間、「縞人(しまんちゅ)」になって蚊除け効果を検証しよう!
 

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どうすれば効果を測定できるか

しかし、よくよく考えてみると、全身を縞々に塗ったしまんちゅ状態で外に出るだけでは、縞々パワーによる蚊除け効果を測定できない。
同じ環境において、普通の「んちゅ」状態でどれだけ刺されるかがわからないためだ。

しかし蚊に刺される実験のためだけに、んちゅのサンプルをもう一人用意することは困難である。どうしたものか。

もう一度2つの説を見返してみよう。

説①色合いによって皮膚の温度が変化した結果、
  虫が血管を見つけにくくなる
説②縞模様になると虫が吸血対象を認識できなくなる

…これ、一人の人間を半分だけ縞模様にすれば比較できるんじゃないか。

つまり、
こういうことです
いやーどうもどうも。お待たせしました
縞々あしゅら男爵。または縞々センターマン。どちらがよぎったかで世代がわかります。

これで、んちゅ側がたくさん刺されて、しまんちゅ側は刺されなかったという結果になれば、縞々の蚊除け効果は人間にも有効であることが証明できるという算段だ!

「算段だ!と言われましても」と思うかもしれませんが。

⏩ 縞々蚊除け実験スタート

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