特集 2026年7月22日

詩の朗読会をやりたい

ここで話題は詩の制作過程についての話に

石井:ちなみにとりもちさん、さっきの詩って結構サッと書けた感じですか?
とりもち:これは〆切があって、それに合わせて書きました
文園:私は割とサラサラっと書きました。風呂入りながら考えましたよ

石井:自分も、サラサラっとかけちゃってびっくりした。普段、詩を書くことも読むことも無いんですけど、いざ詩を書くってなったら、よどみなく言葉が出てきて。
俺の中に、こんなに詩があったのか!って

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文園:もう、石井さんの中で蛇口をひねればジャンジャン出る状態だったんだ。詩が。
んちゅ:詩を書くって、今回の朗読会のようなきっかけがなければやらないですもんね

 

続いては、んちゅたぐいさん。
んちゅ:ノンタンのノートに書いてきました

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朝食

かねてよりお付き合いしていた一般男性が
こねてより気合いを増した食パン種
祀りで浄めた白皿の
淡白な熱で消し炭さ

焼き目に塗られたジャムを弔い
バターナイフの卒塔婆を立てる
箸を逆手に四つ打ち刻めば
飛んだ卵の端が朽ちる

ブランコ飛ばすスクランブルエッグを
ベンチで見守る傍観者
砂混じりのさらつく破片も
ただの子供の怪我自慢

甘やかしの甘い菓子はまやかしか?
過不足なく果糖を追加しました。
柑橘の油で散った風船の
漏れ出た旨味を吸い、午睡

とりもち:かっこいい詩だ…
唐沢:朝ごはんから始まって、だんだん外に行くのが面白いですね

文園:時系列かつ、カメラアングルでもスケールするさまが、言葉遊びに乗っかってるのがいい。良い詩ですね
一同:「良い詩ですね」って(笑)
んちゅ:日常生活ではまず言われることがないコメント。
確かに、言葉遊びっぽいですね。「甘やかしの甘い菓子はまやかしか」のあたりとか
文園:語感が気持ちいい!

石井:それ、俺も詩を書く時に悩みました。口に出した時の気持ち良さ優先か、テキストとしてのまとまり優先かで
んちゅ:詩の朗読フェスをやった友達に聞いたら、「書いた時と読んだ時では句読点の位置が変わるから、気をつけて」って言われた。「実際に読むと区切りが変わるよ」って

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一同:ああ〜〜〜〜

石井:俺なんて、さっきの朗読であえて読まなかったとこあるし。本当は「ギターのネックも」って書いたけど、「ネック」で止めた
とりもち:朗読しながら、その場で判断したんですか?
石井:はい。急遽

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唐沢ライブだ。まさにアドリブ
んちゅ:読むのと朗読とで、やっぱり違いますよね


最後のトリは唐沢さん。

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数字

「1」という数字がここにある
この「1」は、0.5+0.5の合計か
はたまた 74÷74の結果なのか
2億8956-2億8955の末かもしれん

計算式にもまれた過去を思い、
「1」をおそれてみはするが、
「1」から何も返事はない

あったことはあったこととして、
とりあえず今はこんな感じで、
なにかを投影されても気にしない
気にしない。

んちゅ:朗読が関西弁のイントネーションなのがめっちゃ良いですね。「とりあえず今は」のところとか
とりもち:標準語で書かれてる詩でも、例えば関西弁の人が朗読すると「手」が「てえ」になったりして、読むのと聞くのでは変わるので面白いですよね

文園:家で詩集読んでるだけだとわからない。朗読ならではの面白さだ。

詩の朗読会をやってわかったこと 〜第二部編〜

①自分で詩を書くことによって、「詩」が自分にとってどんなものなのかがわかる!

②自作の詩の朗読は恥ずかしいし緊張する!でもそれを乗り越えた先に見たことのない景色がある

③詩の朗読は自分というアーティストによるライブのようなもので、その時ごとにバージョンが違うこともあるのだ。かっこいい


 

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みんなの自作の詩を黙読してみよう

最も緊張するひとときだった「自作の詩の朗読」が終わって、怖いもんなしになった一同。

それぞれが持ってきた自作の詩を、紙でも読んでみようという流れに。

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ということで、自作の詩を回覧しますよ!回して回して〜
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唐沢:(とりもちの詩を読んで)写真入ってるのいい。羨ましい
とりもち:私の詩だけ写真入ってるんですよね。短かったからかな?

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文園:(んちゅの詩を読んで)ノートに手書きなの良いなあ。もし道端で拾ったノートがこれで、この詩が書かれてたら、落とし主のこと好きになっちゃう
んちゅポルトガル語の勉強に使ってるノートなので、前半めっちゃポルトガル語書かれてますけどね
文園:ミステリアスすぎる

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とりもち:(石井の詩を読んで)和紙っぽい紙に書かれてるのがすごい。この人普段からこの紙で手紙とか書いてるのか?と思っちゃう

唐沢:ていうか石井さん、詩の最後に「石井公二」って自分の名前書いてるじゃないですか
文園:朗読の時に、最後「石井公二」って名乗っても良かったのでは?
石井:それちょっと悩んだんですよ。でも今日の俺は読まなかった。
唐沢:ライブだからね。
石井:今日の渋谷公演は読まないバージョンだった、ということで。

 

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詩の朗読会をやり遂げた仲間たち

石井:それにしても、みんな(笑いに)逃げなかったのが良いですね

唐沢:もしこの詩をブログとかに書くとしたら、最後はもっとふざけて終わってましたね。
今回は朗読会のための詩なので、ボケ無しで仕上げよう!と思ってこうなりました。

石井オチを付けなくていいという安心感は確かにありましたね
とりもち:だからこそ、朗読の時の不安が大きかったです。ボケ無しなんで。
デイリーの記事みたいなノリだったら全然不安ないんですけど
石井:俺は逆に猪木の詩で「一笑い取ろうとしている」と思われるんじゃないかと不安だった〜!本当に好きなんですよ!!


やってみた結果・やっぱり楽しかった

というわけで、第一回・詩の朗読会は無事に終幕しました。

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自分のカレンダーに「詩の朗読会」って予定が入っていたのがなんかイケてたので、第二回もぜひ開催したい所存です。

詩っていいよなあ。

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ご参加いただいた皆さん、ありがとうございました!

 

編集部からのみどころを読む

編集部からのみどころ
現場で撮影係をしていたのですが、やっているうちにみんなグイグイと「詩を楽しむ」世界に引き込まれていくのが分かり、グルーヴ感がやばかったです。
2ページ目には参加者全員の自作の詩が載っているので、ぜひ普段の記事と比べて読んでみてほしいです。ものごとを文にすることは日常的にしているメンバーだけに、詩を書くにあたって「よそ行き」になっている部分、普段の人柄がにじみ出ている部分が分かって楽しいです!(石川)

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