千林商店街の「千林・力餅」、相合橋筋商店街の「相合餅」、四天王寺の屋台、私の赤飯ベスト3もまるっきりこの通りでいい。そう決めた。今度は私が誰かに「私の赤飯ベスト3はね」と教えてあげる番だ。
小豆がたくさん、味わいすっきり「相合餅」の赤飯
同じ日の夕方、再び家を出た。教わった「赤飯ベスト3」のもう一つは、大阪市中央区にある相合橋筋商店街の「相合餅」というお店のものだという。で、そのお店、夕方17時にオープンして夜遅くまで営業する、お餅や赤飯を売るお店にしてはちょっと珍しい営業スタイルなのだ。
というわけで夕方の相合橋筋商店街にやってきたのだった。
この相合橋筋商店街には「正宗屋相合橋店」という大衆酒場の名店があったり、「いなの路」という、美味しいうどん屋さんがあったり、これまた誘惑が多い。美味しい赤飯あるところに誘惑あり。
なんとか振り切って「相合餅」の前までやってきた。
赤飯を一つ買う。「うちの赤飯はお豆ちゃんがちょっと入り過ぎるぐらい入ってるんよ」とお店の方が教えてくれた。それは楽しみだ。
その後、近くで用事があったりして、家に帰ってきたのは夜遅くだった。お風呂でしっかり体を温めてから赤飯を食べることにする。昼に赤飯、夜中に赤飯。そんな一日があってもいい。
お昼に食べたものより、ちょっと赤い色が濃い気がする。お店の方の言っていたとおり、小豆がたくさん入っている。
この赤飯にも小袋のごま塩が添えてあったけど、まずはそのまま食べてみよう。
こっちは昼のものよりも少ししっかりとした歯ごたえがあって、味わいがすっきりとしているように思えた。こっちはこっちでいいなー!レンジで温めてごま塩を振ってみたが、もちろん、より美味しくなるのだった。
ああ、あの人の「赤飯ベスト3」を信じて本当によかった。
改めて、行列のできる赤飯こと四天王寺の屋台の赤飯
数日後、そもそものことの発端となった大阪市天王寺区にある四天王寺の縁日があったので、改めて私の好きな赤飯を食べてみることにした。
天気のいい日だったこともあって、平日にもかかわらずすごい人出。いつも人気の赤飯だから、当然すごい列だ。
ようやく買うことができた赤飯。1パック400グラムで400円。
割り箸を持ってきていたので、邪魔にならない場所に移動して早速食べてみた。うまい、うまいわ。