特集 2024年11月6日

さつまいもは適当に焼いてもうまい時代に突入した

さつまいもを雑に食べる:茹でる

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輪切りにし、かぶるくらいの水とひとつまみの塩で水から10分ほど茹でる

手軽に甘い芋を食べるとき、茹でるという選択肢をこれまでちょっと軽視しすぎたように思い反省している。

さつまいもは輪切りであれば案外すぐに柔らかくなる。

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レンジアップしたものと見分けがつきにくいですが、こちらが茹でた芋

ねっとり系の紅優甘だが、茹でるとほこほこと柔らかくなった。

時間が経ってもしっかりした味わい。ねっとり系もホクホクに食べたい方は茹でるとよさそうです。

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さつまいもを雑に食べる:炊飯器で

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丸のままかぶるくらいの水に入れ、調理モードで50分

炊飯器を使う方法も、やきいも界隈では長らく研究されてきた。

炊飯器は機種によって付随するモードやクセの違いが大きいため、なかなか汎用的なレシピが共有しづらい部分がある。

拙宅の炊飯器には調理モードと呼ばれる、ご飯を炊く以外のことを炊飯器に求める者どもに向けて設定された方式がある。

私たちユーザーが炊飯器を勝手に調理に使い始めたことにより、メーカーさんが気を利かせてつけてくださった(のかどうかはわからないのだけど)と思うと頭が下がる。

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しっとりやわらかに〜!

 調理モード50分の紅優甘はふかし芋としては最高のねっとり具合だった。

噛んだところに歯形がつくほどだから、ほとんどスイートポテトだ。

まとめるとこんな感じでしょうかな。

令和6年式 雑なさつまいも加熱まとめ
・とにかくお腹がすいておりすぐ食べたい:輪切りで電子レンジ3分
・ねっとりを最大限引き出したい:炊飯器加熱(各炊飯器に合わせて調理)
・香ばしい焼き芋として味わいたい:オーブン、オーブンレンジで予熱なし250℃で30分
・ほくほく状態で食べたい:輪切りで水から10分茹でる

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 2024年ももちろん芋を焼いていた

2006年に焼き芋の焼き方の検証記事を書き、その後2014年にまた書いた。

2014年のまとめに私は「次の8年後、2022年も私は芋を焼いているだろうか」と私は書いている。「生きていさえいれば答えは間違いなくイエスである」、とも。

この文章、芋を焼いていることよりも、生きているかどうかの方に私は不確実性を感じているように読める。

生きている。だから芋を焼いている。

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ありがたい時代です

 

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