新種の絵画見つけたら教えてください
以上、サイゼリヤの西洋絵画、何種類あるのか? でした。
引き続き、調査は続けていますが、現時点で判明している 絵画以外の絵画を見つけた方は、ぜひご連絡ください!
さて、これ以上の作品に関しては、なんとか事前に情報を探って、確実にあるというところにピンポイントで行って確認したいわけです。
インターネットの検索に頼るしかありません。グーグル検索でいろいろ探っていると、2つの未知の絵があることがわかりました。
⑭ 『カメーラ・デッリ・スポージ』アンドレア・マンテーニャ
⑮ 『魚の聖母』ラファエロ
以上2作品です。
サイゼリヤの店内にある絵画作品を知りたいわけですが、グーグル検索でどんな風に画像検索しても、出てくる写真の8割ぐらいは、ミラノ風ドリアの写真です。
たまに、絵の写真があったりしても、すでに発見済みのサイゼ三羽烏やトリミング四天王だったりして、なかなか新規の絵画は見つかりません。
グーグルのサイゼリヤの口コミをひたすら探します。パスタやピザやドリアの写真の中から、たまに映り込んでいる店内の壁を食い入るように調べた結果『カメーラ・デッリ・スポージ』は、銀座にあるサイゼリヤにあることが判明。早速確認に行きます。
現地で確認すると、『カメーラ・デッリ・スポージ』を取り囲むようにカパネルの『ヴーナスの誕生』の天使が配置されています。ルネッサンスとフランス近代絵画の超合体作品です。
本物の『カメーラ・デッリ・スポージ』は、イタリア語で、夫婦(スポージ)の部屋(カメーラ)という意味になります。
イタリアのマントヴァという町にあるドゥカーレ宮殿の中に描かれた天井画で、遠近法のだまし絵的な絵として有名です。つまり、鑑賞者が井戸の底から空を見上げると、井戸を覗き込む人たちなどと目があうという趣向なわけです。
ちなみに、イタリア語のカメーラは部屋という意味ですが、これは写真機のカメラの語源です。
もともと写真機は、暗い部屋の中に外光を取り入れて、上下逆さまにうつる外の景色を描いたものがそのしくみの元となっていて、その部屋はカメラ・オブスキュラ(暗い部屋)と呼ばれていました。
そのうち、暗い箱の中で光を反応させて絵を写し取る機械が「カメラ」と呼ばれるようになりました。英語のChamber(チェンバー)もラテン語のCamera(カメラ)と同じ語源です。
閑話休題。
『カメーラ・デッリ・スポージ』はゲットできました。次は魚の聖母です。これがなかなか見つからないので、ツイッター(現エックス)で呼びかけたところ、中目黒のサイゼリヤあるという情報をもらいました、現地に行って確認します。
はい、ありました。魚の聖母です。
他のサイゼリヤの西洋絵画は、本物がほとんどイタリアかバチカンにあります。しかし、この『魚の聖母』はスペイン・マドリードのプラド美術館に本物があります。(システィーナの聖母はドイツ・ドレスデン、カパネルのヴィーナスの誕生は、フランス・パリにあります)
無事、魚の聖母を回収したということで、これ以上新規の西洋絵画は見つからない感じだったので、この15種類が「サイゼリヤの西洋絵画のすべて」ではないか。となったわけです。
15種類で終わりかな〜なんて思っていたところ、親切な方から、川口のサイゼリヤに、15種以外の新種の西洋絵画があるという情報をもらいました。
なにー! 確認しにいかなければ! ……ということで、やってきました。川口のサイゼリヤです。
天井を見上げると、凹んだ部分があり、そこにサイゼ三羽烏の間に挟まれるように『聖愛と俗愛』がありました。
ティツィアーノ・ヴェチェッリオは、日本ではあまり知られてないかもしれませんが、ルネサンスの巨匠です。ラファエロと同時期に活躍した人で、こちらの作品は1514年ごろの作品です。日本だと室町時代(戦国時代の初期)でしょうか。
サイゼリヤの西洋絵画なので、まんなかにキューピッド(この絵はキリスト教関係ないので、天使じゃなくてキューピッドです)がおり、左手に服を着た女性、右手にはほぼ裸の女性が描かれています。
実はこの絵、どういう意味なのかがよく分かっていません。聖愛と俗愛とタイトルにありますが、作者自身が命名したタイトルではないとされるうえに、女性が聖愛と俗愛を表しているのかどうかも含め、諸説紛々しています。
ということで、サイゼリヤの西洋絵画は16種類。ということになるでしょうか。
しかしそんな中、さらに情報が寄せられます。お台場のサイゼリヤにミケランジェロの作品があるというのです。
お台場の! サイゼリヤ! 家からめちゃくちゃ近いサイゼリヤです。灯台下暗しとはまさにこのこと。
早速行って確かめると、確かにミケランジェロの作品がありました!
それぞれ左から『エリュトレイアの巫女』、『デルフォイの巫女』、『リビアの巫女』の三作品です。ミケランジェロが描いたシスティーナ礼拝堂の天井画の一部です。この中で言えば、デルフォイの巫女が若干有名でしょうか。
で、この三作品がほかとちょっと違うのは、壁に直接絵の具で描かれているということです。
おそらく、職人さんの手描きと思われます。
普通は、布に印刷されたものをペタっと貼ってある感じですが、この三作品はなぜか手描きでした。
なぜ、この店のミケランジェロが、こんなに気合が入っているのかよくわからないのですが、残念ながら、この三作品がみられる店舗は現在閉店しています。これを見に行った数週間後(2024年4月)に、サイゼリヤお台場フロンティア店は閉店しました。
ミケランジェロの巫女の絵を展示してあるサイゼリヤに関しては、この店舗以外ではちょっと見つからなかったので、おそらく、この3作品に関してはこの店舗のオリジナルの絵だったのではないかと考えられます。
そんなわけで、サイゼリヤの西洋絵画の種類は、19種類。ですが、現在見られるものに限ると16種類。となるわけです。
さて、サイゼリヤの西洋絵画は16種類(かつては19種類)ということが分かったわけですが、秋葉原アトレにあるサイゼリヤにこんなやつがありました。
これ、ミケランジェロの『アダムの創造』の、手の部分だけのトリミングです。
ここで、ミケランジェロのシスティーナ礼拝堂の天井画は、1作品としてカウントするのかどうか問題がでてきました。
先程の巫女の絵3つと、アダムの創造は、システィーナ礼拝堂の天井画として、作品としてはひとつという考え方もできるわけです。
しかし、そこから、アダムの創造と巫女の絵3つを取り出したのであれば、手の部分のドアップも1作品としてカウントできるのではないかという考え方です。
そう考えると、今サイゼリヤにある西洋絵画は、16種類+手の部分のトリミングで17種類という考え方もできるかもしれません。
これはどうしたらよいでしょうか?
でも、すでに取り出している絵画からさらに取り出したものはカウントしないという考え方でいけば、16種類(19種類)ということでいいような気もしました。
みなさんはどう思いますか?
以上、サイゼリヤの西洋絵画、何種類あるのか? でした。
引き続き、調査は続けていますが、現時点で判明している 絵画以外の絵画を見つけた方は、ぜひご連絡ください!
来る10月31日の昼12時〜
渋谷・東京カルチャーカルチャーで『路線図ナイト ハロウィンの昼だけど路線図をながめて「いいねぇ~」って言うだけの会』をやります!
グッとくる路線図やどうかした路線図をひたすら紹介し、それをお客さんと一緒にみんなで愛でたりツッこんだり「いいねぇ~」って言うだけの奇跡の超人気イベント「路線図ナイト」が約1年ぶりに帰ってきます!
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夜はそのまま「地味ハロウィン」をやりますので、ダブルヘッダーで来ていただいてもいいんですよ!
それではよろしくお願い致します!
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