運が良かった
ちょうどオリオン座流星群が極大の日に、天気が良くてそんなに寒くないし雲も無く、月がいい時間に沈んで、なおかつ極大の時刻にオリオン座がまだ高い位置にあって流星が良く見えてラッキーでした。
熊に出逢わなかったのもラッキーだし、肉もご飯もザーサイもおいしかったし、翌日の下見も滞り無く無事に終えられました。ラッキーな土日であった。また良さそうな日があったら、別の場所でもスターラプス野宿をしたいと思います。場所の目星は付けてあるんだ…。あとは天気次第だな。
カメラはこんな具合で三脚に乗せています。登山は荷物が多いとしんどいので、三脚など持ちたくないのですがスターラプスを撮るには絶対に必要なので仕方ありません。
カメラを三脚に乗せて、スターラプスの設定をしたらあとは放置するだけ。撮影の設定は、ISO感度を800にして、シャッタースピードは20秒としました。スターラプスを撮る前に写真撮影モードで何枚か撮ってみて、このくらいが丁度良い感じでした。
こんな感じで撮れました。
スマホだと小さな星が見えにくいので、出来ればPCとか大きな画面で見てください。ひときわ明るい星は木星で、オリオン座も左から出てきます。木星の左にグジャグジャっと星が固まってるのは昴(すばる)です。さんざめいてた。
場所をちょっと変えて撮ってみました。
ちなみに、テントが無くて寒くないのか?と思うかも知れませんが、防寒着(レインウェア上下+ULダウンジャケット)を着て寝袋(モンベルの4番)に入れば余裕でした。
気温は最低でも5℃くらいだったし、風がそんなに強くなかったので助かりました。周りに生えていた木のおかげもあると思います。
Insta360の動画編集アプリには星の軌跡を残すモードもあって、それを使うとこんな動画になります。
たまに流れる流星がしばらく残るので見やすいですね。霧箱で見られる放射線の軌跡みたい。
上の動画は日本科学未来館で撮影した霧箱です。
一晩中カメラを回し続けて、だいたい1分くらいの動画になりました。一晩で1分!と思うけど、まぁ1分以上の動画なんて誰も見ないのでいいか(偏った意見です)。
全部繋げたので、まとめてどうぞ(適当なBGMも入ってます)。
流星も動画にチラチラと写っていますが、肉眼ではよりハッキリ見えて、なかなか見応えがありました。見に来てよかった…。
一晩中撮影していたので、当然カメラの内蔵バッテリーでは足りず、モバイルバッテリーを繋いで給電していました。10,000mAhのモバイルバッテリーがほぼ空に…。予備で5,000mAhのモバイルバッテリーを持ってきていて助かりました。
夜が明けたらスターラプス撮影は終了。一晩中ラジオを聴きながら、半分寝てるような起きてるような状態でした。ラジオのおかげか運が良かったか、野生動物の気配も感じることなく朝を迎えることが出来ました。よかった。
朝食はおかゆとしました。前日にもらったザーサイを多めに混ぜて食べると、こりゃうまい。ちょっと辛いけど塩気が強めでよく合いました。
ご飯を食べたら撤収。
で、一旦下山して、登山の仲間と合流して、再度浅間嶺に登りました。元々登山学校の下見の約束があって、そのあとにオリオン座流星群の事を知って、調べたら条件が良さそうだったので下見の前日に撮影にきたってワケなのでした。
ちょうどオリオン座流星群が極大の日に、天気が良くてそんなに寒くないし雲も無く、月がいい時間に沈んで、なおかつ極大の時刻にオリオン座がまだ高い位置にあって流星が良く見えてラッキーでした。
熊に出逢わなかったのもラッキーだし、肉もご飯もザーサイもおいしかったし、翌日の下見も滞り無く無事に終えられました。ラッキーな土日であった。また良さそうな日があったら、別の場所でもスターラプス野宿をしたいと思います。場所の目星は付けてあるんだ…。あとは天気次第だな。
記事中で使用していたカメラです。
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