特集 2021年9月22日

リモートで花火がしたい

家に引きこもって過ごしていたため、THE・夏のイベントに参加できずに夏が終わろうとしている。
数ある夏の風物詩のなかで、花火は欠かせない。花火ができないと夏を終えられないのだ。

夏といえば花火。なのに、花火ができないまま夏が終わろうとしている。
コロナ禍のこの状況だが、どうしても友達と集まって花火がしたい。
そうだ!無理に集まらなくても、リモートワークの環境が整っている今であれば、友達と遠隔で花火をすることは可能ではないか?という実験を思いついたので、やってみることにする。

実験と暇つぶしが大好きな会社員。顔芸が特技。

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実験方法

共通の花火を購入し、友達の自宅に郵送。
各々で花火ができる場所を探してもらい、Zoomをつないで花火大会を開始する。

友達4人に花火の誘いをする。私の友達(駒澤零ちゃん、Jくん、カット、マツケン)は皆優しいのですぐにOKをくれた。

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今回のリモート花火会が実際の花火より優れているのは、離れた土地にいる友達とも花火ができるという点だ。リモートであればネットが繋がりさえすれば参加できる。
結果的に千葉、東京、兵庫、福岡とかなり離れた土地の友達が集まってくれた。

花火会当日を迎える

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自宅前のガレージで準備を行う。みんなで決めて購入した花火とPCをセットし、Zoomを繋げる。

ここからはひらすら待つのみ。友達との集合時間は18時。

スタートから各々の時間が流れる

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Zoomを繋いだ瞬間の画

Zoomを繋ぎ始めると、すでに各々の時間が流れている。
すでに花火をする場所でスタンバイしているものもいれば、まだ自宅にいたり、バスに乗っていたり。なぜ皆そんなに自由なんだよ!

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どこにいるの?と聞くと「実家の庭でBBQしてんねん」と言うカットくん。ずるい!お腹減るからやめろ!とブーイングが発生
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一人だけどこにいるのかわからないマツケン

マツケンはどこに向かってるの?と聞くと「海!」と即答されてビビる。
彼にとって花火といえば海でするものらしい。

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それぞれ花火をする場所に到着。花火会開始!

みんなで同じ花火を持っていることで一体感が増している。マシマシである。

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福岡在住のマツケン。一人だけ空が妙に明るい

開始早々に気づいたのが、関東と福岡ではかなり空の明るさが違う。離れた土地でも一緒に花火ができるのがリモート花火会の良さなのだ!

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「どの花火からやる〜?」とみんなで迷うのも楽しい。Zoomなのでメイク系YouTuberっぽい持ち方になりがち

ついに着火

どの花火からはじめるかを決めたら、みんなで一斉に火をつける。意外とタイミングを合わせてつけるのが難しい…!!

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ついに花火着火!!みんな火がついた瞬間にはしゃぎ出す

花火がついた瞬間、みんな「うわー綺麗!」「すごい!」しか言わなくなる。人の語彙力を失わせる、それが花火なのだ。

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私の花火も着火。ずっと花火をやりたかったので、ニヤニヤしながら写真を撮る
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それぞれの環境

このタイミングで福岡が日が暮れ始めたようで、画面越しに夕焼けが綺麗が美しく見える。「いいな〜」「波打ち際で花火して写真撮ってよ」とリクエストする。

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綺麗すぎて泣いた

これPinterestで「花火」って検索したら出てくるやつじゃん!とみんなで騒ぐ。まさかこんな形で福岡の美しい浜辺が拝めるとは!!画面を眺めてうっとり。

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海の方の景色みたい!とリクエストするとすぐに移動してくれた。サービス精神高杉くん

海と花火の組み合わせとか絶対キレイじゃん!と一同胸が高鳴る。

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Pinterest Part2じゃん!

マツケンから送られてきた画像でかなり夏を感じることができた。行ってないのにこんな体験ができるのはお得すぎる!

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都内に住むJくんは公園で花火をやっているようだ。「ゆったりジュースを飲みながらやる花火は癒される」と言ってくれた
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都内に住む零ちゃんは自宅前で花火をしているようだ。PCを玄関のレンガの上に置くというハードコアスタイルでお送りしています
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レンガの溝を花火入れとして活用している。野外花火のプロか?
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その頃、私が住む千葉ではなぜか土砂降りの雨が…!

雨降ってきてない?と聞いても、みんな違う土地に住んでいるので誰も共感してくれなくて辛い。一人で耐えるしかない。

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雨の中でも頑張って花火をします
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付属の花火用メガネを使ってみる

花火をみるとと変化する魔法のメガネがついていた。せっかくなのでこれをPC画面の上に装着するとどうなるかやってみよう。

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魔法のメガネらしい

みんなそれぞれのPCカメラにレンズを貼り付けて!とお願いをし、スタンバイ。
そして着火!!

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めちゃくちゃ派手な花火だ!

この画面をみて「綺麗なのか綺麗じゃないのかわからない」とカットくん。確かに派手ではあるが絶妙な色を放っている。
実際に覗くのは楽しいが、Zoom向きではないのかもしれない。

片っ端から花火をやりまくって1時間

その後はとにかく花火をやりまくった。久々に集まれたということもあり、世間話に花が咲く。花火は友人同士のコミュニケーションの場であったことに気づく。

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我を忘れて花火をやりまくる人々

Zoomで繋いでいるとはいえ、現地では一人でやっているので、若干途中で飽きてくる。画面の中でしか共有できないので、花火特有のじゃれ合いが不可能だからだ。

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スマホをいじりだす者たち。おそらくツイッターをしている
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花火をやめてケバブを食べ始める。どこから持ってきた?

線香花火で締め

手持ち花火といえば線香花火だ。みんなでせーので火をつけて、誰が長く維持できるか競争する。

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みんなで一斉に火をつけると美しく線香花火が灯る

「あーっ!落ちちゃう!」と言いながらわいわいやる線香花火は、リモートという隔たりを感じさせなかった。まるで隣にいるような…とか言うのは恥ずかしいが、本当にみんなが隣にいるような気持ちになった。

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手持ち花火を数年ぶりにやったカットくん。終始楽しそうにしてくれていた(ずっと肉食ってたけど)
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結局どこでやっても花火って楽しいよね!

まとめ

リモートでの花火会は、遠出をする必要がなく、住んでいる場所が離れた友達とも一緒に開催できるのが利点だ。みんなで花火をするとなると場所の選定や近隣の参加メンバーの招集など、それなり準備が必要だが、リモート花火はそこまで手間がかからない。サクッと集まってサクッと花火をして終えられる。

しかし、途中で飽きてしまうのが難点なので、1時間以内に終わらせることをおすすめしたい。でも楽しいよ!

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みんなで撮った記念写真。最高の夏キメました〜★

 

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