まとめ
リモートでの花火会は、遠出をする必要がなく、住んでいる場所が離れた友達とも一緒に開催できるのが利点だ。みんなで花火をするとなると場所の選定や近隣の参加メンバーの招集など、それなり準備が必要だが、リモート花火はそこまで手間がかからない。サクッと集まってサクッと花火をして終えられる。
しかし、途中で飽きてしまうのが難点なので、1時間以内に終わらせることをおすすめしたい。でも楽しいよ!
家に引きこもって過ごしていたため、THE・夏のイベントに参加できずに夏が終わろうとしている。
数ある夏の風物詩のなかで、花火は欠かせない。花火ができないと夏を終えられないのだ。
夏といえば花火。なのに、花火ができないまま夏が終わろうとしている。
コロナ禍のこの状況だが、どうしても友達と集まって花火がしたい。
そうだ!無理に集まらなくても、リモートワークの環境が整っている今であれば、友達と遠隔で花火をすることは可能ではないか?という実験を思いついたので、やってみることにする。
共通の花火を購入し、友達の自宅に郵送。
各々で花火ができる場所を探してもらい、Zoomをつないで花火大会を開始する。
友達4人に花火の誘いをする。私の友達(駒澤零ちゃん、Jくん、カット、マツケン)は皆優しいのですぐにOKをくれた。
今回のリモート花火会が実際の花火より優れているのは、離れた土地にいる友達とも花火ができるという点だ。リモートであればネットが繋がりさえすれば参加できる。
結果的に千葉、東京、兵庫、福岡とかなり離れた土地の友達が集まってくれた。
自宅前のガレージで準備を行う。みんなで決めて購入した花火とPCをセットし、Zoomを繋げる。
ここからはひらすら待つのみ。友達との集合時間は18時。
Zoomを繋ぎ始めると、すでに各々の時間が流れている。
すでに花火をする場所でスタンバイしているものもいれば、まだ自宅にいたり、バスに乗っていたり。なぜ皆そんなに自由なんだよ!
マツケンはどこに向かってるの?と聞くと「海!」と即答されてビビる。
彼にとって花火といえば海でするものらしい。
みんなで同じ花火を持っていることで一体感が増している。マシマシである。
開始早々に気づいたのが、関東と福岡ではかなり空の明るさが違う。離れた土地でも一緒に花火ができるのがリモート花火会の良さなのだ!
どの花火からはじめるかを決めたら、みんなで一斉に火をつける。意外とタイミングを合わせてつけるのが難しい…!!
花火がついた瞬間、みんな「うわー綺麗!」「すごい!」しか言わなくなる。人の語彙力を失わせる、それが花火なのだ。
このタイミングで福岡が日が暮れ始めたようで、画面越しに夕焼けが綺麗が美しく見える。「いいな〜」「波打ち際で花火して写真撮ってよ」とリクエストする。
これPinterestで「花火」って検索したら出てくるやつじゃん!とみんなで騒ぐ。まさかこんな形で福岡の美しい浜辺が拝めるとは!!画面を眺めてうっとり。
海と花火の組み合わせとか絶対キレイじゃん!と一同胸が高鳴る。
マツケンから送られてきた画像でかなり夏を感じることができた。行ってないのにこんな体験ができるのはお得すぎる!
雨降ってきてない?と聞いても、みんな違う土地に住んでいるので誰も共感してくれなくて辛い。一人で耐えるしかない。
花火をみるとと変化する魔法のメガネがついていた。せっかくなのでこれをPC画面の上に装着するとどうなるかやってみよう。
みんなそれぞれのPCカメラにレンズを貼り付けて!とお願いをし、スタンバイ。
そして着火!!
この画面をみて「綺麗なのか綺麗じゃないのかわからない」とカットくん。確かに派手ではあるが絶妙な色を放っている。
実際に覗くのは楽しいが、Zoom向きではないのかもしれない。
その後はとにかく花火をやりまくった。久々に集まれたということもあり、世間話に花が咲く。花火は友人同士のコミュニケーションの場であったことに気づく。
Zoomで繋いでいるとはいえ、現地では一人でやっているので、若干途中で飽きてくる。画面の中でしか共有できないので、花火特有のじゃれ合いが不可能だからだ。
手持ち花火といえば線香花火だ。みんなでせーので火をつけて、誰が長く維持できるか競争する。
「あーっ!落ちちゃう!」と言いながらわいわいやる線香花火は、リモートという隔たりを感じさせなかった。まるで隣にいるような…とか言うのは恥ずかしいが、本当にみんなが隣にいるような気持ちになった。
リモートでの花火会は、遠出をする必要がなく、住んでいる場所が離れた友達とも一緒に開催できるのが利点だ。みんなで花火をするとなると場所の選定や近隣の参加メンバーの招集など、それなり準備が必要だが、リモート花火はそこまで手間がかからない。サクッと集まってサクッと花火をして終えられる。
しかし、途中で飽きてしまうのが難点なので、1時間以内に終わらせることをおすすめしたい。でも楽しいよ!
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