特集 2024年8月28日

レバ刺し好きの希望の星、さしみ〜との「牛レバーハム」

「牛とろタルタル」と「ホワイトハム」

と、じゅうぶんにさしみ〜とを堪能したわけですが、ここからはおまけ的に、買ってみたその他の商品も食べてみたいと思います。といっても、おまけでは終われないくらいに、これまたすごかったんですけどね〜。

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「牛とろタルタル」

牛の赤身と和牛ばら肉を使用した、ハム加工品(何度聞いてもそうは見えないんだけど)。よく、ごはんにかけて食べるのがおすすめの「牛とろフレーク」的な商品がありますが、あれ系のものですね。

内容量は、肉が50gにたれが15g。価格は819円。

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そりゃうまいだろうな
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ごはんにたっぷりのせて

あ〜……これまた幸せな味がすぎますわ。赤身肉のうまさと、とろりとした脂の甘さが口のなかで融合して、それをあったかいごはんが増幅させる。老舗醤油店とコラボしたという、醤油ベースでちょっと甘めのたれがまた抜群に合いますね。

うまいもん食べて幸せになりたかったら、これ買っときゃ間違いなし!

そして最後に、実はいちばん謎の多い「ホワイトハム」。

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ごはんにたっぷりのせて

名前からは想像がつきづらいですが、なんとこちら、「牛の脂100%のハム」なんだそう。え〜! それは……普通に食べていいものなのか……。

と思いきや、牛脂はイタリアでは「ラルド」、フランスでは「ラール」と呼ばれ、そのままパンに塗ったり、赤身肉を焼く際に表面に巻いたりと、一般的に親しまれている食材なんだそう。

で、このホワイトハムは、カットしてそのまま刺身として、わさび醤油で食べるのもおすすめなんだとか。「コウネ」と呼ばれる馬刺しの部位(馬のたてがみ)がありますが、それに近い感覚の食材とのこと。

内容量50gで、価格は598円。

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どう見ても
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牛脂だよな

こちらは解凍しきらず、ほんの少し凍った状態のほうがカットしやすいとのことで、それに従ってみます。

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こういうこと?
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いや〜……どうなんだ?

とはいえ、ここまですでにたくさんの感動をもらっているさしみ〜とのことを、僕は信じています。いってやりましょう、そのまま刺身で!

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わさび醤油につけて

するとですね、これわさび醤油につけてが、うまーーー!!!

口に入れた瞬間に甘くいい香りが広がって、食感はむちむちっとしていて、しかしながらその後すぐに溶けていって、その余韻までうまい。少量ずつ食べているのと、わさびがいい仕事をしてくれているおかげか、想像よりぜんぜんしつこくもありません。あとなぜか、今回食べた商品のなかでもいちばん、牛特有の旨味を強く感じる気がする。わやりやすい牛っぽさというか。

とはいえ、カロリー的なことなんかを考えるとなかなかに危険なブツなことは間違いなく。かなり禁断の一品と出会ってしまったな、これは。

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日本酒ともすごく合う

こうなってくるともう歯止めがきかないよ、あたしゃ。

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バゲットなんぞをこんがり焼いちゃうよ
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で、のせちゃうよ、ホワイトハムを

牛脂とはいえハムなので、塩気も利かせてある食材ですが、ほんのりとだけ岩塩をプラスして。

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赤ワインでいく!

カリッ、サクサクサク、とろぉ〜。ひぃ〜! バゲットの香ばしさとホワイトハムのコク深さ、合わせた食感の相乗効果。こいつはやばい。毎日どころか、週一でも食べていたらバチが当たる系の美味しさだ。

こうなったらもうヤケクソですよ。やっちゃう。なにを? って、そんなの決まってるでしょうが。

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オンザライスに醤油ですよ!

とはいえ、こわいはこわいので、量は超控えめですが。で、これがも〜!

たとえて言うとですね、どっかの国の王様が、専属料理人に「金に糸目はつけぬから、この世で最上級の素材を集めてバター醤油ごはんを作れ」と命令したかのうような味、でしょうか。もっとわかりやすく言えば「気絶しそうにどうまい」です。

さしみ〜とさん、一体なんてものを開発してくれてるんですか……。


ありがとう、さしみ〜と

さしみ〜とがある限り、これからはいつだって、レバ刺し欲を満たすことができる。そしてまた、ホワイトハムを筆頭に、これまで知らなかった美味を知ることができた。

ありがとう、さしみ〜と。今後とも何卒、よろしくお願いいたします!

公式サイト

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