外に出て遊んでみた
天気がよかったので、土手に行ってこのおもちゃで遊んでみることにした。
でも、
こんなガタガタの路面で、プルバックが走るわけないんですよ……
外で遊ぶのは一瞬で諦めて、写真だけ撮ることに。そりゃそうじゃ。
草の間から飛び出してくる坊や、かわいい
半透明のアクリルは、外だとやはり見えづらい。でも影にも色が付いていてカッコいい
外で走り回る、勢いのあるウサギ
バナナの皮で滑るシチュエーションが合うのはやっぱり外だよね
この章に意味があったのかよく分からないが、これで終わりである。
気を取り直して、家の中で遊ぼう


童心に帰って、プルバックで思い切り遊んでみた。ただ買ってきた商品じゃなくて、パーツを組み合わせて自分で作ったものなので、より愛着がわいて楽しい。壁にぶつかって走る方向が変わるところとか、「あぁ、そんな挙動あったなあ」と思い出して懐かしい気持ちになってしまった。
あらぶる非常口の人。早すぎて残像が見える
あらゆるものが飛び出したり、
追いかけ合ったりすることで物語が生まれる……
いまの時代、なかなか「プルバックで遊んでみた」という記事もないように思う。でも3Dプリンタやレーザーカッターを使うなど、ひと工夫加えることで、どことなく現代っぽいおもちゃになった。単純な仕組みだからこそ、それを生かして新しい遊びを生み出す余地もあるように思うし、なにより作るのも遊ぶのも楽しかったのだ。満足である。
アクリルフィギュアっぽくする試み
UVプリンタがなくても、アクリルフィギュアっぽいのが作れないだろうか。こんな試行もしてみた。
アクリルに貼るシールを、透明のもので試す。この方がアクリルフィギュアっぽくならないだろうか?
透明シールを透明アクリルに貼り付けたもの
うっすらと透けていて、ステンドグラスのような風合いがキレイである。ただ背景が透けることによって、アクリルフィギュアの絵柄が見えづらくなってしまう。特に背景がうるさいと、何がなんだか分からなくなる欠点があった。
線画だと特にいい感じに
鳥獣戯画のウサギであるが、これはもうパッと見ではアクリルフィギュア。
どうやってもシールに気泡が入ってしまうのが気になるけれど、それっぽい of the Year を受賞しそうな出来である
ただこれも背景が透けて見えることによって、肝心の絵柄が見えづらくなってしまった。よく考えると、市販のアクリルフィギュアは印刷部分が透けているわけではなく、そのフチにある背景部分だけが透けている。キャラが透けるという要素が、そもそも蛇足なのだろう。
そんな試行錯誤があったのち、結局は背景が白い普通のシールを貼ったものに落ち着いたのであった。