デジタルリマスター 2023年3月12日

火の見やぐらを見に行こう(デジタルリマスター)

二本柱タイプの火の見櫓たち

続いて載せるのは、これまでのような三脚、四脚といったタイプとは一味違い、二本柱+ハシゴといったタイプの火の見櫓である。

これらは三脚、四脚のような安定感はなく、ハシゴが中心でややチープな雰囲気があるものの、その分妙な味が感じられる火の見櫓たちだ。

クセモノ火の見櫓、とでも言ったところか。

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先ほどと同じく山梨県身延町身延駅付近
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こちらも切妻屋根だが同じ作者なのだろうか
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山梨県早川町赤沢集落の火の見櫓
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天辺に付いた風見鶏がチャームポイント
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東京都八王子市北野街道沿い
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スピーカーを無理やり取り付けた感じが良い
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福島県いわき市泉駅前の二本柱火の見櫓
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思わず登ってみたいという衝動にかられる

火の見櫓よ永遠に

どうだっただろうか。今回の記事で、火の見櫓の魅力を多少なりとも分かっていただけたのであれば、これ幸いだ。

残念ながら、火の見櫓というものは消え行く運命にある。その火災の見張りという役目が終わっている以上、もう生産されることは無く、撤去されたらそれで終わりの昭和の遺産である。

しかしながら、やはり私は火の見櫓のある風景というのが好きだ。 職人さんが一つ一つ丹精込めて作った、集落のシンボルとも言うべき無骨な鉄塔。これからも、無くならないでいて欲しいナァ。

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この光景がいつまでも残りますように
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