感想
戦士達の休息は成功しました。休息を満喫できたと感じています。
うちの子達は戦いから解放されて私は満足しています。
姉妹品のどんけつゲームは、おしくらまんじゅうなので最初から何となくハッピーさがあり、手をつけなくてもいいかなと思っています。
エポック社のロングセラー商品『ポカポンゲーム』。ハンマーで叩きあい、どちらかの頭が飛ぶまで戦うおもちゃです。
その戦いから戦士達を解放してやりたいと私は常々考えていました。
戦いから解放した結果、餅をつかせたり、食べ物を食べさせたりして、戦士達に休息を満喫してもらいました。
『ポカポンゲーム』をもう少し詳しく説明します。プレイ人数2人、電池がなくても遊べるおもちゃです。私が子供の頃の20数年前にはもうありました。
戦士の背後にある赤いボタンを押すとハンマーが下がって攻撃、ボタンを離すと盾が上がって防御になります。
ハンマーが相手の頭に当たると頭がふっとびます。頭が飛んだ方が負けです。シンプルながら、相手の攻撃をうまく回避したりフェイントで音を立ててみたりと奥深いのです。
ハンマーを振り下ろす動作が餅つきをしているように見えたので、臼と杵を加え、自動でお餅をつけるようにしました。
正面から見ると表情のせいか迫力があります。
こんな鬼気迫る表情で対戦相手にハンマーを振り下ろしていたのですね、殺気がすごい。でも今は叩いている(ついている)のは餅なので平和です。
これを使って本物の餅をついてみたかったのですが、つかせているうちに餅が真っ黒になりとても人には見せられない状態になりました。実は、動画では粘土をつかせています。
動画で迫力が十分に伝わったとは思いますが、写真の方もすごかったので見てください。
下の機構がむき出しなのは、仕組みが見えた方がかっこいいかなと思ったからです。…というのは建前です。本音は電子工作を頑張ったので見て欲しいから。
ポカポンゲームは、戦士の背後にある赤いボタンを押したり離したすることによって、腕が上下に動きます。その上下の動きをなんとかモーターで動かしました。
先ほど「頑張ったので」と言いましたが、実は監修してくれた夫の指示通り手を動かしていただけです。
仕組みはわかっていたのですが、それを電子工作にするのは私にはまだ難しかったのです。
過去に通販で届いたその日にマイコン を壊したり、おもちゃからモーターを取ろうとしただけなのにモーターをぶっ壊しては「私に電子工作は無理だ」と諦めてきました。
指示通りとはいえ、自分で手を動かして作ったことで成功体験が積まれた私は多分大丈夫です。小さな一歩でも自信がつきます。
ここからは対戦相手であるピンクの戦士も参加します。
餅つきは正月のおめでたい行事ですが、ちょっとした労働でもあるので、もっとハッピーなことをさせましょう。
今年の8月、私は毎週末イベントで東京ビックサイトに行っていたので、地元のお祭りに行けませんでした。
その思いを戦士に託します。ここからは手動になります。
お祭りといえばイカ焼きですね。イカ焼きを食べさせました。
ピンクの戦士は目の横に光(キラーン)があります。その光でイカ焼きに目が無い人に見えますね。
疲れた時に癒されるものといえば…動物の可愛さだと私は考えています。ということで戦いで疲れた戦士の心を動物で癒しましょう。
何をするかで表情が違って見えます。イカ焼きは嬉しそうに、動物は優しそうな表情に変わりました。
ハッピーなことをさせる。の意味がわかったところで最後に2人にくす玉を割らせます。
数十年戦ってきた2人が協力してくす玉を割るなんて、エポック社史上初めてであってほしい。
自分で設置しといて言うのもあれですが、すごい面白い…。おもちゃがくす玉割るなんて面白くないわけがない。
ハッピーなことをさせたかったので、戦士達のアイデンティティであるだろう攻撃・防御道具を切りました。
「自分が戦いから解放してやるんだ」という気持ちと「誇りを切ってごめん…」とという気持ちで複雑な心境になり、戦士の目を直視できませんでした。
武器を切ったので代わりの手をつけたら大きくなりました。ボクシンググローブをつけているみたいになり、闘志は以前と変わらないように感じます。やっぱり戦うために生まれてきたのか。
戦士達の休息は成功しました。休息を満喫できたと感じています。
うちの子達は戦いから解放されて私は満足しています。
姉妹品のどんけつゲームは、おしくらまんじゅうなので最初から何となくハッピーさがあり、手をつけなくてもいいかなと思っています。
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