特集 2023年4月17日

モノボケを電話に限定したら優しい世界が広がった

「もしもしー?」

ある物を、別の物に見立ててボケるモノボケ。

自分でもやってみたいが、ボケのセンスが問われるので我々一般人にはハードルが高い。

ならばいっそボケを何かに限定してみればいいのではないか?

「健やかなるときも、病めるときもアホなことだけを書くことを誓いますか?」 はい、誓います。 1974年生まれ。愛知県出身、紆余曲折の末、新潟県在住。

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> 個人サイト 日本海ぱんく通信

すべてを電話に見立ててボケる

モノボケでは、とかく別の物を電話に見立てるのがポピュラーである。

ということで今回は、見立てるものを電話に限定してモノボケしていくことにする。

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「なんでも電話に見立ててください」

編集部から林さん、安藤さん、そしてイラストレーターのべつやくさんとともに電話限定モノボケをスタートした。

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電話に出来そうなものを探す

実の所、今回は新潟在住の私が4月1日に上京して撮影するスケジュールだけを先に決め、何を撮影するかについては3月30日に慌てて林さんと決めた企画であるため、果たしてどうなるのか、とっても心配である。

電話限定モノボケスタート

まず、口火を切ったのはべつやくさん。持っていた双眼鏡をカバーごと耳に当て…

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「もしもしー?」

これぞモノボケ。この調子でどんどん行ってみよう。

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「もしもしー?」
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「はい、もしもしー?」
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「もしもし、なんだか耳が冷たいんですけど」
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「はい、もしもし」
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「はい、もしもし」
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「もしもしー?」
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「はい、こちら骨伝導です」
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「はい、近くに手すりは見当たりません」

やってみると、思ったよりも楽しい。とにかく見立てるものが電話と限定されているので思惑通りボケへのフットワークが軽い。

いい感じだ、どんどん行ってみよう!

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電話限定モノボケは、マジでまだまだつづきます!

センスを問われないように、なんでもいいから物を使って、強引にでもいいので電話に見立ててボケればいい。

ただそれだけのことと思っていたのに、ボケを重ねてみると撮れ高などを意識してしまい参加者全員の口数が減ってくる。

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時間と共に口数が減る参加者たち

そのため束の間の休憩代わりの信号待ちも、なにでボケようかを考えて誰もあまり話そうとしない。

などと思っていたら信号が青に変わった。

さあ電話限定モノボケを再開しよう。

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「はい、こちらタツノコプロです」
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「すみません、出口が見つからないんですけど」
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「もしもし、尾行失敗しました」
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「ハイ、くれぐれも自転車は降りて通行してください」
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「ハイ、株式会社ピラミッドパワーです」
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「ハイ、箱根彫刻の森美術館です」

このボケの直後、林さんはオブジェの空洞の中はハエが山ほどたかっていることに気がつき、嫌な思いをしたのであった。

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身を挺したボケをした林さん

⏩ 2ページ目も強い気持ちで続く

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