肩こりにはパラパラ、肩こりには運動
肩こりがひどいといい続け、ひっさびさに肩を動かす運動をしたがこれでもかというぐらい楽になった。マッサージに払うお金も減るかもしれない。
パラパラを3回踊るだけで、同じぐらいの軽さになって驚いた。パラパラ最強、運動最強。血流を意識して生きていくべきだなと改めて思った。
最近、友人と「パラパラ懐かしい」「振り付け覚えてる?」といいながら思い出し踊りをした。
30分ほど熱中したあと気がついた。体が軽くなっているのだ。主に肩のだるさが全快している。
パラパラは腕と手がメインのダンスだ。あれ…もしかして肩こりにすごく効果があるのでは? 検証しました。
パラパラはわかるがダンスを思い出せない人もいるのではないでしょうか。
パラパラとは、上半身がメイン、下半身は左右移動だけ……という日本発祥のふしぎな踊りである。
パターンが決まっているので覚えやすく、初心者にもやさしい。さらに腕と手を大きく使う。
これは肩こりの体操としててきめんなのではないか。
しっかり効果を判定してもらおうと、デイリーポータルZのライターでもある指圧師・斎藤充博さんに来てもらった。
まずはパラパラを踊る前の「肩こり度」をみてもらう。
「肩こり度」を食べログっぽく数値化してもらったところ
ぐらいだという。この数値が下がったら成功ということだ。2点台に到達できるだろうか。
振り付けをフルマスターするのはむずかしそうだが、大事なのはパラパラの動きを一定時間行うことである。
とりあえず動画をみながら、3回流してみることにした。
5〜10分ほど踊っただろうか。だいぶ体もポカポカしてきた。
ここで斎藤先生に「肩こり度」を再測定してもらう。
「肩こり度」としては
となかなか良い改善がみられた。これ本当の食べログの数字だと大変な差である。
3回踊っただけで、パラパラは肩こりにいいとわかった。
しかし、斎藤さん曰く「肩こりにいい動きと関係ない動きが混ざっている」という。
ならば、いい動きだけ抽出し、オリジナルの振り付けも加えたら最強の「肩こり解消パラパラ」ができるのではないか。
オリジナルの振り付けを考えてみることになった。
一旦振り付けができたので、それを元に踊ってみることにした。
このようにサビ前まではサクサク振り付けて踊れた。「もう少し首の動きが欲しい」斎藤さんが言う。
オリジナル振り付けでも3回おどった。結構汗もかいた。首のあたりがぽかぽかしている。
さてここで最後の効果測定である。
最終の「肩こり度は」
となった。どちらも食べログでいえば店の売り上げに影響がでるぐらい数字に変化がみられた。
斎藤さんに、肩こり解消としてみるパラパラの良いところをあげてもらった。
・肩甲骨の可動が必要なくらいに大きく腕を振る動きでよい
・腕を振る方向が様々な方向にあるのがよい(ただし網羅していない方向もある)
・上記の動きに力強さは必要なくあくまでも「簡単な動き」である
・スピードもそこまで速くない
・ケガの心配がない
・高齢者の健康体操には持ってこいなのでは
踊りなので基本たのしいし、足の動きが一定なので未経験者でも割とすぐ形になる。
肩こりがひどい方は、一度パラパラを試してみるのはどうでしょうか。
肩こりがひどいといい続け、ひっさびさに肩を動かす運動をしたがこれでもかというぐらい楽になった。マッサージに払うお金も減るかもしれない。
パラパラを3回踊るだけで、同じぐらいの軽さになって驚いた。パラパラ最強、運動最強。血流を意識して生きていくべきだなと改めて思った。
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