とはいえマスカットをはじめとしたブドウ栽培が盛んなことには違いなくマスカットを使った特産品はたくさん。岡山空港で買い込んできた。
チューハイは冷蔵庫に入れていたらいつの間にかなくなっていたし、キャラメルポップコーンはイメージ通りの味だが、ボリュームは見た目以上。ジャムとお酒はまだ開けてないけどまあ味はまず間違いないだろう。
参考文献
岡山シティーミュージアムホームページ
ここまで紹介した岡山市(と赤磐市)のマスカットに関連するものを地図にまとめてみた。
ご覧の通りほとんど岡山市の北側に集中していることが分かる。
岡山市の北側がマスカットの栽培が盛んな地域でもあるのだが、それらほぼ中心に位置しているのが岡山におけるマスカット栽培の発祥の地だ。
岡山のマスカット栽培の発祥の地があるのは栢谷(かいだに)という。
写真向かって右手の大きな石碑には「温室葡萄創始者顕彰碑」とある通り、ここ栢谷で温室を使った葡萄栽培が開始された。
広場の向かって左手側には当時の温室も復元されている。
現在主流のビニールハウスの温室とは異なりガラスを使っていることが分かる。当時ガラスはめちゃくちゃ高価なものだった。
解説の看板には以下のように書かれていた。
この解説看板にある通りここ栢谷でスタートした岡山のマスカット栽培は盛んに行われていたが、マスカットの栽培は難しく岡山県以外ではほとんど行われなかった。
マスカットスタジアム完成から6年後、2001年(平成13年)のデータでは岡山県のマスカット生産量は全国の生産量の93%と、マスカットといえば岡山県になる。
しかしその後、2006年に登録されたシャインマスカットが登場。
シャインマスカットはマスカット・オブ・アレキサンドリアや他のブドウを掛け合わせて、作りやすく、美味しく、食べやすくなり全国で作られるようになる。必ずしもかつての岡山県=マスカットの絶対的な状態からは徐々に変わっていく。
そうした状況が影響したのか岡山県のマスカット化もかつてのマスカットスタジアム完成時ほどの勢いは失いつつある気がする。あるいは岡山のマスカッタライゼーションは来るべき所まで来たのかもしれない。
とはいえマスカットをはじめとしたブドウ栽培が盛んなことには違いなくマスカットを使った特産品はたくさん。岡山空港で買い込んできた。
チューハイは冷蔵庫に入れていたらいつの間にかなくなっていたし、キャラメルポップコーンはイメージ通りの味だが、ボリュームは見た目以上。ジャムとお酒はまだ開けてないけどまあ味はまず間違いないだろう。
参考文献
岡山シティーミュージアムホームページ
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