社外秘スタンプを購入する
というわけで「社外秘スタンプ」を購入。魔法はネットで買える時代だ。
封筒にうってみよう
最初は手近なところにあった封筒に「社外秘」を刻み込むとしよう。
正直、スタンプの魔法も信じ切れていないところもあった。
だが、いとも簡単に意味ありげになった。自宅にいるのに会社外には持って行くなと意識へ呼びかけてくる。
名刺にうってみよう
今度は絶対に社外秘にならないもの、名刺にスタンプをうってみよう。
検品された新モデルの名刺とでも言いたげだ。しかし、「はいはい、社外秘なのか」と素直には納得はできない。社外秘というスタンプの魔法は万能じゃないかもしれない。少し悲しい。
コップにうってみよう
紙コップと社外秘が不協和音を響かせている。心が「社外秘なわけないよ」と冷たい目で指摘してくる。
ではただの紙コップじゃないコップならどうだろう。
社外秘の魔法を目の当たりにした。まるで本物の社外秘のようだ。
スタバの新商品の試食会から持ち出した悪人気分だ。背徳感と興奮が心で動めいている。
社外秘スタンプには日常を非日常を変えるポテンシャルがある。そう確信したのであった。