デジタルリマスター 2023年9月3日

糸通しになった私(デジタルリマスター)

超てきとう彫金

家にあったアルミ板で、さあ「オレ糸通し」を作ってみよう!

彫るためのゴム製の土台(銀粘土キットに入ってた)、キリ状ドライバー、スパチュラ、金属切りハサミを用意。アルミはやわらかいから、たぶん彫りやすいのではないか。もともと糸通しもアルミ製の物が多い。

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めったに使わないもの達。

さて、前頁で撮った自分の横顔をプリントアウトして、アルミ板に線画をトレースしよう。自分の顔が金属板の上に!見慣れない光景だぞ、諸君も一度は体験するべきだ!

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トレーシングペーパーはあると非常に便利だ。
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なんとか引き写した線画。キリドライバーで、見よう見まねで彫りを入れる。

この「一針一針彫りを入れていく」というのが意外に面白くてね。気づいたら夜中の4時だったんだよ。まあ、0時から始めたんだけどね。

時間的コストを度外視しがちな自分、すっかりはまってしまった。パラレルワールドでは刺青師になってる私もたぶんいる、ってくらいに。

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輪郭線を出すだけで、なんだかソレっぽくなってきた!
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余白部分の浮き上がりを、スパチュラ(ヘラ)でつぶしてしまえ。

どこまで自分が好きなんだ!という人の裁縫道具ができました。

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写真で見ると実物以上にいい雰囲気になってしまった。

たぶん昔の女王もここまで作らせなかっただろう。「あの糸通しの横顔、わらわの顔にするのじゃ!」なんて指示するのもめんどくさいからな。

いつも思うのだけど、自分の顔をモチーフにするというのは、恥ずかしいと思いきや、意外と「興味深さ」のほうが先に立つ。今回も「金属板の上の私」「糸通しになった私」がおかしくてしょうがない。作りやすくて、おすすめです。

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女性の横顔といえば富永一朗氏だ!
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