すごい気になるけど、さすがに富士市は遠いな…という方もご安心。セブン−イレブン富士市中柏原店が出展する文房具イベント「宇宙遊泳TOKYO」が、4月22〜23日に東京・都立産業貿易センター浜松町館にて開催されます。
なかちゃんがおにぎりインクや新製品のスムージーインク、コンビニフードはんこなどオリジナル文房具を持って来るので、ぜひぜひ。詳細はなかちゃんのSNSでご確認を。
改めて店内の文房具棚を見せていただくと、やはりマステやシールなど、かわいい系のアイテムが目立っている。いつもコンビニで見かける事務用品やベーシックな文房具とは明らかに別次元の存在感である。
筆記具やハサミ・のりなども、文房具好きが見たら「おっ、さすが分かってて揃えてんなコレ」というラインアップ。お好きな方なら棚の前でニヤニヤが止まらないヤツだ。
なかちゃん「最初にmt(マステ最大手メーカー)と取引できるようになったとき、アレも欲しいコレも欲しい……でワーッてなって、マステを各1巻ずつ600巻!みたいな注文をしちゃって」
ワーッとなっちゃう感じは分かるが、それはお店の発注ではなくて、安全弁壊れたマニアの注文だと思う。
ヨハク社さんにメッセした話とかフランチャイザーとのやりとりを聞いたときにも思ったけど、なかちゃんはとにかく勢いの火力が強い。猛火だ。
その勢いの強っぷりをがっつり感じられるのが、 セブンーイレブン富士市中柏原店のオリジナル文房具だ。
あの例の3色のマスキングテープや「そえぶみ箋」(ミニ便せん)、さらにはオリジナルの万年筆用インクまである。
お店で文房具を売り始めて2年で、もうこんなにオリジナル展開してるのか。強い。
中でも個人的に「うわーこれ買うわー!」となったのが、インクメイカーTono & Limsとコラボしたオリジナル「おにぎりインク」。焼鮭・こんぶ・赤飯・ツナマヨ・たらこ色という、なんともコンビニおにぎり感のあるインクである。
特にこんぶ色は、まさに醤油で照り照りに煮た佃煮昆布の色。パッと見は普通に筆記色として使えるんだけど、「これ、こんぶの色なんだよ」と言われた瞬間にふわーっと甘辛い香りが漂ってくるような、いい色加減なのだ。
ちなみにいま発売準備中の新製品インクが、全国のセブン−イレブンで展開が始まっている「お店で作るスムージー」色のインク。
カップ入りの冷凍フルーツをマシンにかけてガーッとスムージーにする、アレだ。
特にラメ入りバージョンはスムージーのシャリシャリ感が出ていて、めっちゃスムージー感がある。
これもまた売れそうだなー。
実のところ、いまお話を聞いている最中にも、結構な頻度でお客さんが「えっ、このコンビニなんでこんな品揃えエグいの」とか「かわいー。これとこれは買うわー」とか言いつつカゴに品物をポイポイ放り込んでいる。
もちろんほとんどが女性なんだけど、たまに男性(若い人からおじさんまで)も棚を眺めて「へぇ」「ほぉ」とか呟いている。
なかちゃん「深夜にトラックドライバーの人が来て、食べ物と一緒にかわいいマステを選んでたことがあって…」
それはさすがに気になったので、なかちゃんはレジ打ちをバイトの子からこっそり替わってもらい、そのドライバーさんに話しかけたのだそう。
なかちゃん「娘さんがこういうの大好きなんだそうで、お土産にするんだ、ってお買い上げいただきました」
ええ話である。だってこのドライバーさん、わざわざ娘さんのお土産を買うためだけにわざわざ文房具屋や雑貨屋に入ることは無かったはず。
文房具に強いコンビニだったからこその出会いだったのは、間違いないだろう。
なかちゃん「例えば……疲れちゃったお母さんが、夜中に子どもが寝たタイミングでお父さんに「ちょっと見といて」って頼んで家を出て、うちで頑張ったご褒美にかわいいマステを1本買うとかね。そういう使い方をしてもらえると嬉しいですよねー!」
なるほど、“かわいい”は疲労にとても効くので、これは重要だ。
24時間いつでもかわいいものに触れて買うこともできる環境って、実は今めちゃくちゃ必要とされているのかもしれない。
正直、うちの近所にもなかちゃんのセブン−イレブンが欲しいぐらいである。
すごい気になるけど、さすがに富士市は遠いな…という方もご安心。セブン−イレブン富士市中柏原店が出展する文房具イベント「宇宙遊泳TOKYO」が、4月22〜23日に東京・都立産業貿易センター浜松町館にて開催されます。
なかちゃんがおにぎりインクや新製品のスムージーインク、コンビニフードはんこなどオリジナル文房具を持って来るので、ぜひぜひ。詳細はなかちゃんのSNSでご確認を。
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