特集 2025年11月13日

高級紅茶専門店『マリアージュフレール』のアドベントカレンダーで最高の25日間を過ごす

日常に溶け込む

3日目 OPERA RHAPSODY

マスを開けた瞬間、ベリーのいい匂いが漂う。

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飲んで尚、超ベリー。華やか。でも渋みもある。

こういう味って、なんて表現すればいいんだろう。公式サイトの商品ページを開く。

「オペラ ラプソディー」この銘柄はあなたを夜のオペラ座へと誘います。
ヴァニラと情熱的な赤い実のフルーツがメロディーとともに奏でられるオペラの美と結びつく豪華な白茶の味わい。オペラ ラプソディーを口に含めばテノールの美声のような、なめらかな香りと温かみが口いっぱいにひろがります。
マリアージュフレール公式サイトより引用)

抽象的だ。わかるような、わからないような。
とにかくどうやら、わたしはオペラ座へと誘われているらしい。それはありがたいことですね。

5日目 LOCOMBIA COLOMBIA

匂いは…どうだろう。強いていえばちょっとスパイシー。なぜなら、今日の夜ご飯はカレーだったから。部屋にカレーの美味しい匂いが充満している。

もし、アドベントカレンダーがなかったら、こんなシチュエーションでマリアージュフレールのお茶を飲むなんてことはなかっただろう。しかし、毎日飲んでたら、そういう日もあるのだ。

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緑茶。説明書きを読むと『パイナップルとザクロの香りがする』という旨の文言が。

たしかに、パイナップルケーキの匂いがする。
こんなパッション溢れるご陽気な緑茶、初めて。こんなのアリなんだ。

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7日目 BAL MASQUE

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不思議な味がする!
いや、青いからかも。青いから、視覚的にそう思っただけかも。普通に飲みやすい気もする。

9日目 MAORI BULUE

ティーパックを嗅ぐ。甘い…ミスドのココナッツのドーナツの匂い。

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緑茶です

緑茶(青茶)にあるまじき、ポップでご陽気な味わいだ。渋みが少ない。美味しい。知らない茶の味。

あー、これ美味しい。めっちゃ好きだな〜。めっちゃ好き~って毎日言ってる。今のところ毎日たのしい。

10日目 EARL GREY IMPERIAL

アールグレイ!馴染みのある名前だと、落ち着く。

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渋みと旨みが拮抗してる。
そして、普段飲むアールグレイよりも、何段階も複雑な味がして美味しい。実力の美味さだ。インペリアル(皇帝)の名は伊達じゃない。

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チーズケーキと一緒に食べてみる。
美味しい!チーズケーキは甘味が増し、紅茶はまろやかで優しい味に。食べ合わせの妙。

「わたしは今、紅茶を楽しんでいる」という感覚が、じんわりと身体に染み渡る。

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やっぱり抽象的な商品説明

11日目 CHAI KARIKAL

ティーパックにダイレクトに鼻を近づけるのが日課になっている。

ちなみにマリアージュフレールの店舗では、テイスティングの際、店員さんが茶葉の入ったでっかい缶の蓋を開けて、扇子で仰いでお客さんにかがせてくれる。あれめっちゃいいんだよな〜。

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スーッとした匂いがする緑茶

シンプルでスッキリした味。美味しい〜。チョコケーキと一緒に食べたが、意外にもケンカしない。寝る前に良さそうな、落ち着くお茶だ。こりゃいいわい。

17日目  REIWA PREMIER

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不思議な香りの緑茶。
一応、公式サイトの説明を読む。

旅への招待。
すべての秩序と麗しい味わいがここに…
(中略)
この壮麗な日本の緑茶の味わいは、日本の国章、皇室の紋章にも表される菊の花で彩られ、梅の花、桜の花の香りが重なるように現われ、こころを詩的に満たす銘柄。
この甘露な味わいを口にすれば、限りないまるみある旨味が宴を開く宮中に広がるかのよう。

マリアージュフレール公式サイトより引用)

長い。でも知りたい情報は一切書いてない。こういうのって、成分とか書かなくていいのか?

19日目 PARIS LONDON

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めっちゃいい。渋みと甘みのほどよさ。
疲れた時にカーペットの上に倒れ込んで眠りにつきそうなとき、母がふわっとブランケットをかけてくれたような。そんな柔らかな落ち着きと実家感(←重要)がある味。

19日目にしてついに、『これは…買いだ!』と調べたら、日本には売っていないやつだった。ガーン。

21日目  FULL MOON RHAPSODY

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またスーッとする系の匂い

20日以上飲んで気付いたのは、意外と爽やか系のフレーバーが多いこと。
マリアージュフレールって、華やかでファビュラスな印象だったが、そうじゃないものも結構あるのかも。
どこか寺院っぽい、厳かな雰囲気の味も得意みたいだ。

そして、だんだん最終日が近くなってきた。ワクワクする。

23日目 NOEL RHAPSODY

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うん。華やかな味。説明文も読もうかな。

マリアージュ フレールはホワイト ティーにブリオッシュ ド ノエル(クリスマス ブリオッシュ)の香りをフレーバリングし、クリスマスを楽しむ季節にもふさわしい華やかで豊かな味わいを表現します。
様々なフルーツのコンフィチュールの甘くフルーティーな香りがティーカップを包み込み、喫する人にラプソディーを奏でてくれるかのよう。ローズのような水色の色合いからは幸せがもたらされる予感。

マリアージュフレール公式サイトより引用)

この会社の商品説明文、最初はポエミーだなって思ってたけど、だんだん、これはポエムとも言い切れないことに気づいた。

どれもこれも、マリアージュフレール的単語を、淡々とパズルのように組み立てた文のように見える。陽気なのに、果てしない心の距離を感じる。なんとも言い難い味わいだ。

25日目 NOEL ROYAL(最終日)

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これがマリアージュフレールがお届けするクリスマスのお茶だ

一口飲んで、その意外性にドキッとした。

これまで手を変え品を変え、紅茶というステージでエンターテイメントの限りを尽くしてきたこのアドベントカレンダー。最終日はどんなトリッキーなヤツが来るんだとワクワクしていた。
しかし、25日間の締めくくりに選ばれたのは、直球なテイストの紅茶だった。

華やかながらも、主張しすぎない。ややスパイシーで、ほどほどの渋みがある。
単体で飲んでもいいし、もちろん、ケーキにも合うだろう。

最後の最後で、『紅茶って、美味いよな!』と、マリアージュフレールに肩を組まれた気分になった。

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初心者にもすすめたい

マリアージュフレールのお茶に共通して言えることは、『嗅いで、見て、飲んで、楽しい』ことだ。

一方で、香りや味の手数が多すぎるが故に、『美味しい!…これも紅茶(緑茶)なんですか?!』と思うものもままあることを、今回はじめて知った。

30パック入りの通常販売では、なかなか手が伸びないであろう、トリッキーフレーバー。アドベントカレンダーがなければ一生飲むことはなかったと思う。

そしてもちろん、スタンダードなものも封入されているので、初心者から玄人まで十分に楽しめる。

最初こそ価格に躊躇したが、最後には『いい買い物したー!』と清々しい気分になった。

今年も新作が発売されているので、気になる人は調べてみてください。

編集部からのみどころを読む

編集部からのみどころ
紅茶に一万五千円。けっこうな思い切りが必要ですが、そのあとに待っている素晴らしい生活……この点でめちゃくちゃ説得力のある記事でした。個人的にグッと来たのは5日目のカレーの日の描写。紅茶と一緒の生活がリアルに想像できるエピソードですごく良かったです。(石川)

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