チーズデンマーク
名前で言うとブラックモンブランマンハッタンに負けていないなと思ったのがこちら「チーズデンマーク」。
こちらも福岡のローカルパンだが、これにいたっては地名どころか国名を入れてきた。
今回はみなさんにひとつお願いがある。だまされたと思って声に出して言ってみてほしいのだ
「チーズデンマーク!」
できれば少し低めの迫力ある声でもう一度
「チーズデンマーク!!」
ほら、なんだか必殺技みたいな響きじゃないですか。いっぱつで鎖骨へし折れそう。
マンハッタンを二個食べておなか一杯になってしまったのでチーズデンマークはそばにいた家族(高2)に食べてもらったのだが、美味しかったらしい。感想としては
・でかい
・パンが甘いデニッシュでおいしい
・チーズというよりマヨネーズ
・デンマークはどこからきたの
最後やはりそこか。
デンマークといえばバイキングと家具くらいしか知らないのだが、それらを総動員して考えるに、バイキングの豪快なイメージをチーズ風味マヨで表現しました、といったところだろうか。あとでかさが家具。
大きか銀チョコ
もう一つ、名前に惹かれて買ってしまったパンがある。それがこちら。
「大きか」というのは博多弁なのだろう。
銀チョコの銀はパッケージの色だった。中はカブトムシみたいなてっかてかのチョコパンが入っている。
パン生地の感じが他ではあまり食べたことのない食感だった。柔らかすぎず、しっかりと弾力があってほんのりと湿度を感じる。表面のチョコがパリッと硬いので、それと合わさるとエクレアみたいな食べ応えになる。
これも美味しかった。
ちなみに今回紹介したパンはすべて福岡のリョーユーパンという会社が製造している。すごいぞリョーユーパン。商品開発部に就職したい。
旅に出たならローカルパン
ローカルパンには、全国展開を捨てたことで得られた個性と自由度の高さがある。それがひとんちの台所を覗いちゃった、みたいなワクワク感につながるのだろう。
これからも知らない土地で知らないパンに出会えることを期待しています。