東京タワーバリバリ
ということで東京タワーへとやってきた。なぜかというとふもとに行くとバリバリしそうだと思ったから。もちろん実際にバリバリするわけないのだけれど、単にでかいタワーの下でバリバリしていたらかっこいいかと思ったのだ。
しかしさすが東京タワー。でかすぎてふもとでバリバリしていてもコンクリのブロックとわずかな鉄筋しか写らない。これではせっかくのバリバリロケーションを生かしきれていない。
ということで近くの公園からタワーを遠目に見て自分を写りこませることにした。これでもタワーの全景は写らないが、なんとなく迫力は伝わるのではないか。僕がびしょびしょなのは場所を探して1時間くらいタワーの周りを歩き回ったからだ。
東京タワーには一人で撮影にきたのだが、間違えたと思った。三脚とセルフタイマーはいいのだが、ガイコツに着替えていると元の自分の体勢を忘れてしまう。それから外国人が寄ってくるのも問題だ。
「ワーオ。」
「ワッツ?」
いろいろ言ってくるが、僕の語学力では「重ねるとバリバリするみたいにみえるから」とか説明できないのでなんとなく笑いながらその場をしのいだ。
さまざまな困難を乗り越え(自分の体勢のずれをなくすために10回くらい撮りなおしした)、なんとか成功したショットがこちら。
どうだ、鉄塔からなんか出て僕がバリバリしてしまっているように見えるだろう。2枚の写真で空の明るさが違うのは時間が経過しているからだ。この2枚の間には実は30分くらい間がある(その間に警備員が来たり外国人に写真撮られたりした)。
しかし苦労の末に出来た写真というのは格段の思い入れがある。たぶんブログのプロフィールに使うと思う。