デジタルリマスター 2024年8月14日

立体写真の作り方(デジタルリマスター)

それは車です

立体写真、次の被写体は車。はじめの木片とアーモンドチョコに比べるとかなりの飛躍ぶりだ。本当はもうちょっとかっこいい車の写真が撮りたかったのだが、この方法で立体を作る場合、曲線部分が少ない方が作りやすい。いまどきのかっこいい車はだいたい流線型を多用しているのだ。

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それにしても古いでしょう。

ということで角ばった僕の車を被写体とした。古い車でいつももんく言っていたのだが、この古さが今回は役に立った。うまく出来たら2年ぶりにオイルを換えてあげたい。

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前。
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後。
いったん広告です

まずは撮影です

車のような大きなものを一面を一枚の写真で収めようとすると、かなり遠くから撮影しなくてはならない。だけどそうするとプリントしたときに写真の画像が粗くなってしまう。なので今回は粗さが目立たない程度まで近づき、少しずつカメラをずらしながらパーツにわけて写真を撮っていくことにした。

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まっすぐに撮れません。

最も難しかったのが屋根。どうやっても真上から撮影することが出来ずに、写真に撮ると台形に見えてしまうのだ。この写真は駐車場に車を止めて二階から撮影したもの。かなり身を乗り出してできるだけ真上から撮ったつもりなのだが、やはり台形になってしまう。苦戦しつついくつかの部分に分割して撮影することで一応解決とした。

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地道に大きさを合わせていきます。

撮った写真を取り込んで各パーツの大きさを合わせる。この工程でしっかりと張り合わせる部分の大きさを合わせておかないと後で組み立てるときに泣くことになる。パーツ1つの大きさを変えると、次から次へと結局全てのパーツの大きさを合わせなくてはならない。

そういう地味な作業を経て立体の車が出来上がるのです。

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