特集 2023年9月7日

京都生まれの通学カバン「ランリック」を愛でる

ランリックを普段使いする

ランリックに関するウェブの記事を読んでいると、女子高生や大人が買い求める例があるといった記述が散見される。

しかし検索してみても実際の使用者の写真や感想はほぼ出てこない。ということで、僕がその第一人者になります!

実際にランリックを普段遣いしてみたので、分かったことを再現写真とともにお届けしよう。各自参考にしてもらいたい。

これは……どうだ?

手始めに仕事着の作務衣に合わせてみた。傍から見てどうだろうか。そして参考にしてほしいと言いつついきなり特殊な仕事着で申し訳ない。 

肩にかければ小ささが気にならない?
手持ち式でもいいかも

馴染みのある自分としてはなんだか奇妙な感じがするが、ランリックを見たことがない職場の人(九州出身が主)に聞いてみると、別に変だとは思わないとのことだった。主に以下のようなことを皆からは言われた。

「防災バッグ?」
「窪田さん(筆者)は普段の持ち物も変だから違和感ないですよ」
「京都って伝統の町なのに革新的なことやりたがるよね」

悪評のような気がしないでもないが、ダメだとは言われなかったのでこれからはランリックで出社することに決めた。我々は自由なのだ。

よし、今度は私服にも合わせよう。

成立しているのでは!「おどけ」もトッピングして
身をかがめるとなお良し

ゴチャゴチャした柄の服にあわせてみたらそこそこ成立した。大人の男が私服に合わせられるバッグなど存在しない問題、これにて解決である。

いったん広告です
繁華街にも行った

家の前で撮影してオシャレだのどうだの、ひとりごちるのはナンセンス千万である。散髪もしたかったのでランリックを背負って熊本の繁華街まで行ってきた。

しばらく歩くも別に注目は浴びなかった。よく言われる「他人は誰もオマエのこと気にしてないよ」って話は本当だ。自意識過剰のみんな、強く生きていこうぜ。

いきつけの散髪屋にて

せっかくなので、お世話になっている美容師さんにランリックを見てどう思うか聞いてみることにした。

美容師と言えばハサミ一本で世を渡るオシャレ流浪人、彼に聞いてみてOKサインが出たら普段づかいに適する強い後押しを得たと言っていい。

写真撮影をお願いしたら「ツーショットじゃなくてもいいですか?」とグイグイきた

「店長、これランリックって言うんですけど!!どうですか!!!オシャレですか!!」
「普通にイケてますよ!鶴屋(熊本の由緒ある百貨店)にも行けます!」

そうですか!鶴屋に行ってきます!

最近のマイメロはたれ耳がトレンドですな

 鶴屋のサンリオショップでボールペンを買った。

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