北海道ならどこにでもある
北海道に1000店舗以上あるセイコーマート。北海道の街を歩いているとほぼどこにでもあると言っても過言ではない(いや、ちょっと過言かも)。
「ホットシェフ」と呼ばれるカツ丼などの店内調理をいち早く始めたり、土用の丑の日のうなぎ商戦にささやかに抵抗し「さんまかば焼き重」を販売するなど、とにかく異彩を放つコンビニである。
セイコーマートで酒を買え
語るべきことはたくさんあるのだが、今回私が伝えたいのは「セイコーマートで酒を買え」ということだ。
セイコーマートは地元の酒屋からの業態転換で店を構えた例が多くある。そのルーツからなのか、道民が酒豪なのか、酒類の取り扱いが豊富である。
豊富、というかこれもまたコンビニの中でも異彩を放っている。オリジナルのアルコール商品が輝いているのだ。
たとえば・・・
セイコーマート独自輸入のベルギービール「パームビール(税込181円)」。
麦の甘味や香りが豊かでおいしい。かなり本格的な味わいである。
このビールと大手のビールでローテーションを組むと飽きがこない。
さらによいなと思うのが、サワーのバリエーションだ。
北海道で有名なベリー系果実「ハスカップ」の果汁を使ったハスカップサワー。甘酸っぱくてさわやかで、夏の暑い日に飲みたい。
北海道の味としておなじみの、あのガラナもサワーになっている。
味はまさにあのガラナそのまま。しかも酔える。
そして、北海道で作られたワインを使ったサングリアサワー。
北海道の池田町はワインが有名で、そのワインが入っているようである。
ところでワインと言えば、セイコーマートのワインのコスパがすごいことにも言及しなければならない。
かなりの種類のワインが陳列されており、安いものでは余裕のワンコイン以下でフルボトルが手に入ったりする。ここはヨーロッパか。
実は北海道外にもセイコーマートのプライベートブランド商品が供給されているらしい。アルコール商品があるのかはちょっと不明だが、ウエルシアがその例だ(ウエルシアは北海道にないので……すみません)。お近くのスーパー・ドラッグストアで見かけたらぜひお試しください。
最後に、大事なことなので何回も言います。
「セイコーマートで酒を買え」