短い記事 2021年12月7日

二の腕が弱いおれたちはレッグウォーマーを腕にする

こういうハイファッションありそうじゃん

寒さには強い。冷え知らずの人生を送ってきた。

だが、ひとつだけ寒さに弱いところがある。二の腕だ。

薄着で外に出るとまず二の腕が冷えてくる。二の腕が冷えると全身が冷えて風邪をひいてしまう。

そんなおれたち、二の腕が弱い民の救世主を紹介するぜ。
 

1971年東京生まれ。デイリーポータルZウェブマスター。主にインターネットと世田谷区で活動。
編著書は「死ぬかと思った」(アスペクト)など。イカの沖漬けが世界一うまい食べものだと思ってる。(動画インタビュー)

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これがおれたちの寒いポーズ

このポーズをとってる人がこの記事の対象です

おれの二の腕の弱さを撮ってやろうと半袖で外に出てみた。12月の寒風は容赦なく二の腕を冷やしていく。寒いというか、ちょっと痛い。辛いよ。

そんなおれたちはダウンベストが理解できない。

暖めてほしいのはそこじゃない

 腹とか背中とかぜんぜん寒くないので、二の腕を暖めてほしい。むしろ、二の腕だけのダウンがほしい。

表情が冴えない写真なので文字を加えて派手にしました

そこでレッグウォーマーだ。逆ダウンベストを探していたら「レッグウォーマー アームウォーマーとしてもOK」と書かれた商品を見つけたのだ。

………
あったけえ…

暖かいのは二の腕だけなのだが、充分だ。二の腕が暖かいことで、全身が暖かいような錯覚をしてしまいそうだ。

アームウォーマーを外して撮ったサーモグラフィー画像

腕だけホッカホカだ。当たり前だけど。

そして驚いたのはサーモグラフィーでも可視画像でも僕の髪の色が同じだったことだ。

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オフィスでも使える

会社で装着してみた(会社って冷えますよね)。打ち合わせで熱くなって薄着になっても二の腕だけは暖かい。これはいい。

しかもまったく見たことがないスタイルのため否定も肯定もされない。OKと理解していいだろう。

つっこみどころがありすぎて、つっこまれない

推理小説で「いちばん人通りが多いところが盲点」みたいなことになっている。

しかも、体験するとこの快適さを分かってもらえる
シャッタースピードを上回る驚き

二の腕を暖めるとダウンを着ているような錯覚を覚える。足湯に使って温泉に入った気分になるのと同じだ。

足首につけでもホッカホカでした。 

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