大丈夫だったでしょうか?
以上、今回は記事を執筆しながら、いつも以上に「自分はなにを言ってるんだろう?」という疑問が大きかった回でしたが、いかがだったでしょうか?
ひとまず、興味は湧いたでしょ?小分けミニ米菓バラエティパックの世界に。それならばなによりです。
このあたりでちょっとシンプルなこんなパックもいかがでしょうか? 「海老サラダ」と「青のりしょうゆ」の2種からなる「海老のりあられ」。
海老サラダはさらりと軽快。青のりしょうゆはほんのり甘め。そのふたつのバランス感覚が抜群で、また、どちらも王道おかき系という潔さもすばらしく、小腹が空いたときのおやつやお茶うけにはぴったりの逸品。
なんと「味のこだわり」と「好きです北海の味」という2種類の小分けパックを両方味わえてしまう大入りパック。
味のこだわりはその名のとおり、薄味で上品かつ米の味をしっかりと感じる「おこげせん」と、絶妙な海老風味と塩気がたまらない「えび豆」の、どちらにもこだわりを感じる味わい。
対する好きです北海の味は、まず「一味カールいか」というかわいらしい名前のピリ辛風味が、小分けバラエティパック業界では貴重な存在。「カニエビせん」や「ワカメせん」などの個性派揃いに加え「ウニ風味あられ」の酒のつまみ度も高く、まさに「好きです! 北海の味!」と、北の方角に向かって叫びたくなってしまう仕上がりに。
7種類の米菓全てがおかきという潔すぎる本品。なにより嬉しいのは、個人的に大好きな「雪の宿」の、しかも「クリーム味」の存在。これが、「のり巻」や「しょうゆ味」と合わせて食べると、不思議とマヨネーズ的な風味となり、たまらないものがあります。
パックを開けると全おかきという振り切り感、そして小腹満たしにちょうどいい量。これまた、存在意義の非常に高い小分けミニ米菓バラエティパックと言えるでしょう。
なんと、みんな大好き歌舞伎揚のおつまみミニパック! 圧倒的な存在感を誇る「ぷち歌舞伎揚」に加えて、「辛ピーナッツ揚せん」「海苔巻あられ」「ひねり揚」「えびせんべい」という5種類のラインナップは、もはや磐石としか言えません。
裏面の説明も独特で、
という、なんだかよくわからないんだけど納得せざるを得ない説得力で迫ってきます。
そしてラストはこちら。
愛知県名古屋市の繁華街「錦」の夜景をイメージしたパッケージはまさに通人好み。スナックなどでお酒とともに提供されそうな、1パックの絶妙な量や、甘苦い「コーヒー豆」の存在、海苔巻きせんべいの、赤ちゃんの小指のようなサイズのかわいらしさなど、見どころいっぱいです。
が、僕が特に感動したポイント。それは、ひと袋ごとに入っている米菓のラインナップがまちまちなところ。
むしろ、なんで今まで紹介したパックたちは、内容があんなにもバランスよく入っていたんだと。技術力のすごさに驚くばかりだったのですが、その点、錦のかあかりは、非常に人間らしいじゃないですか。まさに、錦の街の飲み屋で人情に触れてしまったような感覚。好きですね。
以上、今回は記事を執筆しながら、いつも以上に「自分はなにを言ってるんだろう?」という疑問が大きかった回でしたが、いかがだったでしょうか?
ひとまず、興味は湧いたでしょ?小分けミニ米菓バラエティパックの世界に。それならばなによりです。
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