『これがのり弁当』
最後に、一番お弁当箱に向いてそうなコンビニ弁当を詰めよう。
簡単な単語しかないのに自信満々な構えが伝わってくる。日本語の隙をついたネーミングである。
色んなおかずがギュッとなっていて、お弁当箱の良さがフルで発揮されている。ご飯のゾーンに唐揚げを乗せたのもファインプレーだったと思う。気持ちが溢れる様が表現できている。
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気持ちが溢れた勢いで出かけよう。入り切らなかった分をもぐもぐ食べながら支度をした。
気候が良くておいしいお弁当があって最高の気分。感情をぶつける先がなくてカメラを見た。
お弁当箱に入れると『お弁当』になる
お弁当箱に詰めたコンビニ弁当はかなり『お弁当』だった。
詰め直す必要なんて普通はないので無駄な知識ということになるが、一生に一回ぐらい、特殊な事情で必要になることがないとも言えなさそうだ。
限りなく0に近いが0ではない。無駄と言い切れないがかなり無駄。そんな名前の付けにくい領域の経験だった。

