

書き出し小説とは、書き出しだけで成立したきわめてミニマムな小説スタイルである。
書き出し小説大賞では、この新しい文学を広く世に普及させるべく、諸君からの作品を随時募集し、その秀作を紹介してゆく。(ロゴデザイン・外山真理子)
著書に「バカドリル」「ブッチュくんオール百科」(タナカカツキ氏と共著)「味写入門」「こどもの発想」など。最近は演劇関係のお仕事もやってます。
前の記事:書き出し小説大賞第244回秀作発表
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読書の秋です!書き出しだけでも読んでいって下さい。書き出し同人による「書き出し小説自選集」も発売中です!よろしくお願いします。
それでは今週もめくるめく書き出しの世界へご案内しましょう!
書き出し自由部門
好きになれば、なるほど苦しい。
細部を描けば妖精は現れる。
見立てがすごいw
下校のあいだの妄想が、その人をつくっている気がする。
あの物量が!?
今回のタカタ作品、選びきれなくて3本入れてしまった……。
間違ったことをただ堂々という。
文末の「これには苦笑い」が、全体を独特なユーモアでくるんでいる。
続いては規定部門。今回のテーマは『再会』でした。会いたい人は誰ですか?
規定部門・モチーフ『再会』
三つの文節の完璧さよ!
同窓会シチュは、どれもドラマの宝庫ですな!
上手いなーーこれ。へんな駅名想像しても面白いし。
古き良き邦画のワンシーンかい!
あれは私とあなたです。
ホラーか、SFか?
アンテナショップで!(笑)
この2択はすごい感性!
お通しを食べればいいじゃない!
「このチョコレートフォンデュは!母さん!?」
それでは次回のモチーフを発表します。
『色』
次回のモチーフは色、カラーです。特定の色(一色でなくてもオッケーです)を鮮やかに想起させる作品を募集します。これまでの人生の中で印象に残る色を思い出して考えるのもいいですし、好きな色がドラマチックに登場するシーンを考えるのも楽しいと思います。
締め切りは10月7日、発表は10月9日を予定しています。下記の投稿フォームからご応募下さい。カラフルな作品待ってます!
最終選考通過者
げたのにつけ マジカル舞茸 CASD 坂上田村麻呂の従兄弟 走るランドリー なまらあつし ミミズグチュグチュ 首廻り寝具 ふるまさこ 早百合
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