

書き出し小説とは、書き出しだけで成立したきわめてミニマムな小説スタイルである。
書き出し小説大賞では、この新しい文学を広く世に普及させるべく、諸君からの作品を随時募集し、その秀作を紹介してゆく。(ロゴデザイン・外山真理子)
著書に「バカドリル」「ブッチュくんオール百科」(タナカカツキ氏と共著)「味写入門」「こどもの発想」など。最近は演劇関係のお仕事もやってます。
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今年のキンモクセイは、ちょっと強めに匂って欲しい。それでは今回もめくるめく書き出しの世界へご案内しましょう!
書き出し自由部門
台風一過とはまた違う、妙な気分になるよね。
なぜか「青雲」のCMが浮かびました。
クリーミーな地獄!
サンバ隊の位置は、いま鳥が逃げてるところだ。
つづいては規定部門。今回のテーマは『もっともらしい嘘』でした。嘘にしておくのがもったいない嘘が集まりました。信じないでください。
規定部門モチーフ『もっともらしい嘘』
擬神化したキャラが見たい。
この完成度で嘘しか書かれていない辞典が欲しい。
持つところもあるから食べやすそう。
美人という職業がないように。
ひったくりが競技になったのがラグビー
地元の不動産屋的なかたちで存続している。
これはホントじゃないの?(笑)
百人一首にあった気がする
初恋の人が出てくる幸せな夢見てそう
それでは次回のお題を発表します。
『私小説』
次回のお題は私小説の書き出し。以前にも一回出したお題ですが、あらためて、あなた自身の物語を語ってください。
そして!書き出し小説は次回で200回を迎えます。このささやかな連載を支えてくれた作者のみなさん、読者のみなさん、そしてDPZのみなさんに感謝して、なにか企画しようと思っています。詳細は次回。締め切りは10月9日、発表は10月11日を予定しています。下記の投稿フォームで部門を選んで送って下さい。力作待ってます!
最終選考通過者
37 タカタカコッタ ミミズグチュグチュ 葱山紫蘇子 にかしど 空論城 タクタクさん たこフェリー
ろっさん ビアシン ともきよ プラダを着たカズマ IWA 友成ユミ子 コジヤジコ モリダイ 小野芋子 紅幸 にら将軍ハルナ プロスピリッシュ有 ジコカン留学生 轍眼鏡 小柳はる
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