ぬいぐるみはかさばる
ここまできたのだから、最後までついていきたい…と気持ちもあるのだが、家の収納は有限なのだ。
ぬいぐるみってでかいしな…。うーん…。
まあ、生馬の目を抜くアミューズメント景品界隈だ。
そんな曖昧なカスタマーを夢中にさせる次なる一手を用意しているのだろう。
その後は大人気となり、続々と商品が投入されてゆく。
商魂たくましさに脱帽だ。
そして、全部とってしまう自分もいるのである。
欲しいのか、意地なのか、これが沼なのか。
ここまできたら添い遂げなきゃ…という気持ちが出てきてしまう。
そんなわけで、ゲームセンター業界における牡蠣を赤ちゃんに見立てた商品フィーバーは、まだまだ続きそうなのである。
さて、ここまで「つぶらな瞳」シリーズに絞って話してきた。
が、文化とは互いが影響しあって、生まれるものである。
何が元祖か?というのは難しいけど、
牡蠣のぬいぐるみが最初に話題となったのは2019年11月のフェリシモの牡蠣クッションだと思う。(広島あたりにはもっと昔からあったのかもしれないが)
さらに言えば、『ふしぎの国のアリス』に出てくるヤングオイスターは牡蠣の可愛らしさに焦点をあてたキャラの最古かもしれない。
また、求心フレンズの牡蠣は2022年4月に発表、2022年9月にアミューズメント景品となり、つぶらな瞳のべビ牡蠣よりひと足先にブレイクする。
どっちが先か…なんて殺伐とした話はおいといて、大事なことは誰かが牡蠣に赤ちゃん的なかわいさを見出し、それが急速に受け入れられているということではないか。
2023年には「おぱんちゅうさぎ」が、そして2024年には「すみっこぐらし」が牡蠣バージョンを出している。
メルカリを見ると、シルバニアファミリー用に牡蠣の着ぐるみを自作して売っているツワモノもいるくらいだ。
まあそんなわけで、
令和6年。
牡蠣をベビーとして愛でるブームは、まだまだ始まったばかりなのかもしれない。
どこまでついていけるかわらないけども。
ここまできたのだから、最後までついていきたい…と気持ちもあるのだが、家の収納は有限なのだ。
ぬいぐるみってでかいしな…。うーん…。
まあ、生馬の目を抜くアミューズメント景品界隈だ。
そんな曖昧なカスタマーを夢中にさせる次なる一手を用意しているのだろう。
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