デジタルリマスター 2024年1月29日

茶碗や皿としてのジョッキのススメ(デジタルリマスター)

ジョッキは便利なことばかり

ジョッキを買い、家に帰り料理を作った。僕はもう一人暮らし7年となるのでそれなりに料理ができる。しかし、ジョッキに料理を入れるのは初めてだった。そして気が付いた。台所からリビングに料理を運ぶのも大変便利なのだ。

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一気に運べる、喜んで~

思わず「喜んで~」と言いたくなるような運搬スタイル。いつもより料理を作った感がして達成感がある。

また僕はもともと大食いなのでジョッキの大きさもちょうどいいように思える。

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今日の料理

エビフライは野菜スティックの要領で小さなジョッキに立ててみた。急にオシャレだ。エビスティックだ。

もやし炒めや麻婆豆腐をスケスケのものに入れたことが無かったので新たな食べ物のように思える。味噌汁もジョッキだ。持ちやすい。

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そして、食べやすい

やっぱり食べやすい。取っ手は便利だ。こんなにも茶碗を持ちやすいと思ったのは初めてだ。

文明開化の鐘の音もきっとこんな音だったんだろうと思う鐘の音が僕の部屋に鳴り響く。麻婆豆腐もこぼれることなく食べることができる。美しい食卓だ。

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全くこぼれる気配が無い(ジョッキは傾けやすい)

ジョッキをご飯のジョッキまで持ってきてもいい。取っ手があるため安定し、深いため持ってくる最中にこぼれるといったことも無い。底の方も取りにくいということはなく、傾ければ最後の一滴(一粒)まで、これまたこぼすことなく食すことができる。

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最後は大胆に口に流し込める
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ちょっと量が多かった
いったん広告です

カレーもそばも片付けも

茶碗や皿としてのジョッキに感動し、日常的にジョッキを使ってみることにした。すると、カレーも食べやすいし、そばも食べやすかった。ノーベル賞を取れる気すらする。

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カレー
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そば

カレーを最後に「おいでおいで」してご飯粒を集める時はファミレスでパフェを食べている時みたいだ。クリームをかき集め食べ終わるの惜しような感じでカレーのありがたみが増す。

ソバの汁を飲むのはジョッキ本来の使い方に近いので大変便利だ。

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便利~

通常食器を洗う時は、大きなお皿があったり、小さなお皿があったりと何かと不均一で不便だ。置くスペースが狭いと、どう置けばいいか悩むことになる。

しかし、全てがジョッキだとそのような悩みは無い。いいこと尽くしではないか、ジョッキ。

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以前は使いにくかった食器置き場が、どうしたとこでしょう、
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匠の手によってこんなにコンパクトに

ジョッキのススメ

ジョッキで食事をした日、知人が僕の家を訪ねて来ていたので、ジョッキで一緒に食事をしてもらった。知人の感想も食べやすいとのことだったが、ジョッキは重いという意見もあった。あと、美しくないとも言っていた。「ほら」と知人の小さなジョッキを渡されたが、確かに中がスケスケで美しくなかった。唯一の欠点だろうか。

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確かに美しくない
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