始まるノンアルひとり飲み、とめどない寒さ
なんとか無事に帰宅し、購入品をテーブルいっぱいに並べる。
自動販売機にはメーカー専用のものと、1台の自販機で複数のメーカーの飲料を扱うオリジナルのものがあるようで、今回筆者が目を付けたのは後者のオリジナル自動販売機だ。コカ・コーラとペプシとペプシが並んでいるの、結構すごいことだと思う。
さっそく飲んでいく。このときはこの日じゅうに36本普通に全部飲む気満々であった。
4分弱で飲み切る。これは結構余裕かもしれない。
しかしテレビを見ながらダラダラ水分を取っているだけなので不安になってくる。これ、絵変わりしないな。
幸い今回の自販機には変わり種のものが売っていた。
飲み物じゃないものを売っている自販機は少しテンションが上がる。この前大阪にいったとき、ストッキングが売っていてかなり羨ましかった。
芋の甘さがスイートポテトのそれだ。芋好きの愛犬の食いつきがすごいが、挙げるのを躊躇してしまうほど。
ピルクルも甘いので逃げ場がないが、それはそれとして両方おいしい。11分で完飲完食した。
2本目にしておなかがちゃぽちゃぽになってきた。飲んでも飲んでも酔っぱらわないので不思議な気分だし、ちょっと寒くなってくる。
それにしても寒い。飲み会ではずっとしゃべっていたし、おそらくアルコールで体が温められていたのだろう。一人でひたすらソフトドリンクを飲み続けるというのは、ただただ体を冷やすということに他ならないのかもしれない。
寒さに加えて、トイレの回数が増えてきた。飲み会のたびに「お酒入るとトイレが近くなるよね~」と言っていたけど、これはあれだ、普通に水分の取りすぎだったんだ。
このあと、小さい缶の野菜ジュースやミックスジュースを飲んで本数を稼いでみたが、あまりの寒さに限界を迎えた。
36本行けると思っていた自分の見積もりの甘さを反省する。最後に飲んだバヤリースはなんだか燻製みたいな味がした。もう舌が馬鹿になっているのかもしれない。サイゼリヤでも頑張って3種類くらいしか飲まない筆者にとってはちゃんぽんというレベルを超えている。
自販機の飲み物を全部飲もうと思っている人へ。あったかい飲み物も取り扱っているマシンを選ぶといいと思います。