柚子胡椒も作りたくなった
ポン酢醤油も種に漬けた醤油もおいしかったが、ここにもう一つパンチのある刺激が加わればパーフェクトなのにと思うことがあった。その答えはおそらく柚子胡椒なのである。
同じ柚子から作った柚子胡椒とポン酢醤油の組み合わせ、想像しただけでも魅力的だ。特にあの牛もつ鍋。さらにドリンクは柚子の種を漬けた焼酎の炭酸割りですよ。
来年は私も無農薬柚子をどうにかして取り寄せて、柚子の皮を剥くところからスタートさせたい。もう実家の庭に柚子の苗を植えようかなとさえ思っている。
仕込んでから一カ月近くが経過。まだちょっと早いかなと思いつつ、寝かせておいたポン酢醤油の味を確認する。キリっとしたところはそのままに、酸味の角がとれてまろやかになっている気がした。これが熟成というものか。
思いつくままにいろいろな料理に使ってみたところ、甘さが少ないが故のストライクゾーンの狭さがおもしろく、だからこそ相性の良い組み合わせを見つけたときの喜びが大きかった。
基本的にはどれもうまかったが、大根おろしと菊、牛もつ鍋、白子あたりの相性が特に素晴らしい。
自分が仕込んだポン酢醤油の長所を理解し、それに合わせて料理を組み立てるという普段とは逆の展開が脳を活性化させてくれる。牛もつ鍋を作ったのなんて、たぶん人生で初だろう。
加工食品を大量に作るのはとても楽しいけれど、食べきれずに持て余すことも多い。だがこのポン酢醤油だったら、その心配はまったくなさそう。あと数カ月も寝かせたらさらにまろやかになるのだろうが、それまで残っていればいいのだが。
ついでに作った柚子の種の醤油漬け、柚子種醤油ジュレとでも呼ぶべきだろうか。こちらも色々試してみた。
種の割合が多すぎて柚子の苦味がちょっと強すぎたが、そこは醤油を足せばいいという話。問題点は種との分離が面倒なところである。
これもなかなか興味深い調味料で、ポン酢醤油とはまた違った魅力があることがわかったが、さすがに作った量が多すぎる。
来年は半分を焼酎に漬けてみよう。
ポン酢醤油も種に漬けた醤油もおいしかったが、ここにもう一つパンチのある刺激が加わればパーフェクトなのにと思うことがあった。その答えはおそらく柚子胡椒なのである。
同じ柚子から作った柚子胡椒とポン酢醤油の組み合わせ、想像しただけでも魅力的だ。特にあの牛もつ鍋。さらにドリンクは柚子の種を漬けた焼酎の炭酸割りですよ。
来年は私も無農薬柚子をどうにかして取り寄せて、柚子の皮を剥くところからスタートさせたい。もう実家の庭に柚子の苗を植えようかなとさえ思っている。
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