マイクで音を録っていた
あまりに聞こえないので、林さんにマイクを用意してもらって音を録りました。炭坑節です。
ここまでしたのに、やっぱりすごく小さい。セミってすごいな。
弾いても聞こえない、という大きな想定外があったが絵面はとてもいい。
パターンを変えていくつか試してみた。
ハープと森、そしてカーテンの力で神秘的に見える。セミの声が写真からは聞こえない。
実際は、地面に踏んじゃいけないものが落ちていないか、すごくビクビクしながら歩いている。セミもうんざりするほど鳴いている。
そして一応、練習してきた曲を頑張って弾いています。音こそ聞こえないが、真剣さが写真から伝わるといい。
森を見守る精霊になった気持ちだった。砧公園は私が守るぞ。
大事な果樹園を見回る神様みたいになった。
一方、合わないシチュエーションもある。
観光地で仮装する人になった。きっとサボテンやハイビスカスも合わないだろう。寒い場所の、浮かれてない植物の方がハープには合う。
浮かれちゃダメなんだって。
あと人が用意したものに興味を示すのもダメだ。
とことん台無しになったところで終わろう。
イメージを再現して得られたのはたくさんの想定外だった。大人になるってこういうことなのかもな。
「森でハープ」の想定外
あまりに聞こえないので、林さんにマイクを用意してもらって音を録りました。炭坑節です。
ここまでしたのに、やっぱりすごく小さい。セミってすごいな。
<もどる | ▽デイリーポータルZトップへ | |
▲デイリーポータルZトップへ | バックナンバーいちらんへ |