特集 2026年5月27日

9年待ってた!はじめての北京旅行

5月3日(2日目) 宛平城へ

2日目は明&清の時代のお城・宛平城(あんぺいじょう)のあたりへ。地下鉄に飛び乗ります。

北京の地下鉄マップ。環状線が二重あり、格子状に線路が走っていて面白い。
Wikipediaにある開業路線の変遷スライドを見ると、2008年からブワーっと大幅に拡大していることがわかる。北京オリンピックの影響すごい…!

北京の地下鉄は東京に比べて空いていました。 

地下鉄のつり革広告が、燕京ビール(中国でトップシェアのビール)の瓶。この「燕京A10」は最高級クラスの全麦ビールらしい
宛平城に着いた。城壁が高い

 

お楽しみのわなげコーナーが
わなげの景品にドリアンあるの熱い…!「現金100元」(約2500円)とわざわざ書いているので目玉なのかも
城内は、食べ歩きや雑貨の屋台がたくさん出ていました

ぶらぶら歩いていると、四谷くんが「あ!待って!」と私を呼び止めました。

顔はめパネルならぬ「全身はめパネル」が…!

こんなパネル、初めてです。武将・西楚覇王(項羽)になれると書いていますが、

西楚覇王ってこんなんやん。服装が自前では「西楚覇王」に見えるわけがありません。(ていうか、冠の輪郭をくりぬいてるの何? )

全く西楚覇王じゃないむき出しの私なのに「英雄」とでかでかと書かれててすごく恥ずかしかったです。四谷くんは「丸見えや!」とキャッキャしながら私にカメラを向けていました。

お昼過ぎ、宛平城の次は「北京図書大厦」へ。北京で最大級の本屋です。

各フロアの品ぞろえは1階は趣味実用、2階は文芸、3階は児童書、4階は学習・芸術・科学・医学という感じでした。

入口をはいってすぐに共産党の出した書籍コーナーがありました。装丁が紅(あか)い!

児童書のフロアがかなり充実。中国の子どもが学習漫画を立ち読みしている中、私も本をじっくり選びました。

小学生のお悩みへのアドバイスの本『成長没煩悩』(39.8元 約1000円)を買いました。小学生が、首に紅いスカーフ(紅領巾)をまいていて、めちゃくちゃ中国です。

「中国の子たちはどんなことに悩んでいるのかな」と読んでみると、

「みんなにはいっぱい長所があるのに、わたしには一個もない。どうしたらいいの?」

「お父さんとお母さんがいないとどうしても寂しくなっちゃう。どうしたらいいの」

など、日本の子どもと同じようなことに悩んでいました。当たり前っちゃあ当たり前なのですが。

本に夢中になっていると、気がつけばもう夕方6:00。この日の夜は支配人が予約してくれた焼肉屋に行くことになっています。「7:00にホテルのロビー集合」の約束に間に合うよう書店をあとにしました。

いったん広告です

18:55

ロビーのソファに座って四谷くんとふたりで待つ。

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19:00


約束の時間にはなったが、もうすぐ来てくれるだろうと座して待つ。

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19:15


 

来ない。

そういえば、ロビーに誰が来てくれるのかもわからない。支配人なのかな?それとも焼肉屋の人なのかな…?焼肉屋の名前すら聞いてなかった。場所さえ知っていればぜんぜん自分の脚で行ったのに…。

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19:30



 

来ない。

支配人からは確実に「7:00に集合」と言われたはずなのですが…かなり狐につまままれた心地が。

「これ、自分で何かしらのアクション起こさないとあかんやつ」と悟り、カウンターにいるスタッフのお兄さんに、「支配人、今日います?焼肉屋を予約してもらって、7:00にロビー集合って言われたんですが…」と聞くと、「支配人は今日いないので、連絡をとってみます」と即電話してくれました。

すると、スタッフさんから「あと5分で来るので待っててください」とのこと。四谷くんとひとまずはホッとしましたが…。

支配人と焼き肉屋さんの間で、どういう話になっていたのでしょうか。はたして誰が来るのでしょうか、諸々よくわからないまま待っていると、出入口の外でエンジン音が聞こえてきました。

金ボタンのダブルスーツのおじさんと、半袖にメッシュのチョッキを着たお兄さんが迎えに来てくれました。


焼肉屋の方々がわざわざ来てくださった…!(なんなら、ダブルスーツのおじさんは店長だ、たぶん。)


「いえいえ、全然大丈夫です…!むしろ来てくれてありがとうございます」と感謝しながら外に出ると、2台のガソリンバイクがありました。


「後ろに乗ってください」と、私はお兄さんのバイクのうしろ、四谷くんは店長のバイクのうしろに乗り込みました。

夜の道をすいすい抜けていく

お兄さんと、「このあたりは集合住宅が多いですね~」と世間話をしつつも、頭の隅には「まさか、バイクで迎えに来てくれるなんて…。」という驚きが。

四谷くんもこの出来事の運びにかなりびっくりしているんじゃないかと思いましたが、声をかけようにも彼は店長とタンデム中。

5分ほど経って、

ネオンでギラギラの飲食店集合地に入っていき…
焼肉屋に到着(左の「斉斉哈爾烤肉」)

ホテルの支配人は「韓国焼肉」と言っていたけれど、中国の東北地方の斉斉哈爾(チチハル)スタイルみたい。よかったよかった。
 

お兄さんが席に案内してくれ、「これが看板商品です!」と牛肉の拌肉(野菜と調味料を一緒に混ぜた漬け肉)をおすすめしてくれました。せっかく中国に来たので、羊肉も2皿注文したら、「牛肉のほうがくさくなくておいしいですよ!?ほんとうにいいんですか?」と熱烈な牛肉のプッシュがありました。お兄さんの牛肉への誇り、感じましたね。

拌肉が来ました。パクチーが入っていて、店員さんは気を遣って一つ一つ取り除いてくれました。

おそらく、「日本人だからパクチーが苦手だろう」 と予想しての手厚いサービス。現に、四谷くんはパクチーが食べられません。

 しかし、私はパクチーが好きなので、そのパクチーを一つ一つ戻して一緒くたに焼きました。

店員さんと四谷くんへの裏切り行為だったと深く反省しています。今は。

左から、羊の腰肉、羊肉、拌肉。
こんがり肉盛り。羊の腰肉はレバーみたいなモッタリした食感でおいしかった!

 

レタスが無料セルフバイキング。ありがたい。
調味料もセルフバイキング。火鍋レストランのように、オリジナル調合が可!

 

店員さんが、私たちのために調味料を入れてくれました。

真ん中の黄色い粉「​​​​​​干料碟」が、ピーナッツとごまの旨味がギュッとなっていてめちゃくちゃおいしかった…!(日本でも買い求めます)​

おいしいおいしいと舌鼓を打ちまくっていたら、四谷くんが「う~ん」と悩み始めました。そしてついに「ビール飲む!」と決断。実は四谷くんは尿酸値が高めで、ビールを控えていたのです。しかし、焼肉のあまりの盛り上がりに一時的に解放!

燕京鮮啤(燕京ビール)でかんぱい。(地下鉄で派手な広告を売っていたあのブランド)

 苦さとさわやかさのバランスがよく飲みやすい!ごくごく飲んでいたら、となりのテーブルでひとり焼肉をしていた北京のおじさんが、声をかけてくれました。

燕京ビールをロシアのビールと比較して解説してくれます。ふむふむとわかったふりをする一方、心の中では「そういえば私、ロシアのビールを飲んだことないからこの比較全くわからんなあ」と申し訳なかったです。

⏩ 中国最大級の庭園へ

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