5月3日(2日目) 宛平城へ
2日目は明&清の時代のお城・宛平城(あんぺいじょう)のあたりへ。地下鉄に飛び乗ります。
Wikipediaにある開業路線の変遷スライドを見ると、2008年からブワーっと大幅に拡大していることがわかる。北京オリンピックの影響すごい…!
北京の地下鉄は東京に比べて空いていました。
ぶらぶら歩いていると、四谷くんが「あ!待って!」と私を呼び止めました。
こんなパネル、初めてです。武将・西楚覇王(項羽)になれると書いていますが、
全く西楚覇王じゃないむき出しの私なのに「英雄」とでかでかと書かれててすごく恥ずかしかったです。四谷くんは「丸見えや!」とキャッキャしながら私にカメラを向けていました。
お昼過ぎ、宛平城の次は「北京図書大厦」へ。北京で最大級の本屋です。
入口をはいってすぐに共産党の出した書籍コーナーがありました。装丁が紅(あか)い!
児童書のフロアがかなり充実。中国の子どもが学習漫画を立ち読みしている中、私も本をじっくり選びました。
「中国の子たちはどんなことに悩んでいるのかな」と読んでみると、
「みんなにはいっぱい長所があるのに、わたしには一個もない。どうしたらいいの?」
「お父さんとお母さんがいないとどうしても寂しくなっちゃう。どうしたらいいの」
など、日本の子どもと同じようなことに悩んでいました。当たり前っちゃあ当たり前なのですが。
本に夢中になっていると、気がつけばもう夕方6:00。この日の夜は支配人が予約してくれた焼肉屋に行くことになっています。「7:00にホテルのロビー集合」の約束に間に合うよう書店をあとにしました。
18:55
ロビーのソファに座って四谷くんとふたりで待つ。
19:00
約束の時間にはなったが、もうすぐ来てくれるだろうと座して待つ。
19:15
そういえば、ロビーに誰が来てくれるのかもわからない。支配人なのかな?それとも焼肉屋の人なのかな…?焼肉屋の名前すら聞いてなかった。場所さえ知っていればぜんぜん自分の脚で行ったのに…。
19:30
支配人からは確実に「7:00に集合」と言われたはずなのですが…かなり狐につまままれた心地が。
「これ、自分で何かしらのアクション起こさないとあかんやつ」と悟り、カウンターにいるスタッフのお兄さんに、「支配人、今日います?焼肉屋を予約してもらって、7:00にロビー集合って言われたんですが…」と聞くと、「支配人は今日いないので、連絡をとってみます」と即電話してくれました。
すると、スタッフさんから「あと5分で来るので待っててください」とのこと。四谷くんとひとまずはホッとしましたが…。
支配人と焼き肉屋さんの間で、どういう話になっていたのでしょうか。はたして誰が来るのでしょうか、諸々よくわからないまま待っていると、出入口の外でエンジン音が聞こえてきました。
焼肉屋の方々がわざわざ来てくださった…!(なんなら、ダブルスーツのおじさんは店長だ、たぶん。)
「いえいえ、全然大丈夫です…!むしろ来てくれてありがとうございます」と感謝しながら外に出ると、2台のガソリンバイクがありました。
「後ろに乗ってください」と、私はお兄さんのバイクのうしろ、四谷くんは店長のバイクのうしろに乗り込みました。
お兄さんと、「このあたりは集合住宅が多いですね~」と世間話をしつつも、頭の隅には「まさか、バイクで迎えに来てくれるなんて…。」という驚きが。
四谷くんもこの出来事の運びにかなりびっくりしているんじゃないかと思いましたが、声をかけようにも彼は店長とタンデム中。
5分ほど経って、
ホテルの支配人は「韓国焼肉」と言っていたけれど、中国の東北地方の斉斉哈爾(チチハル)スタイルみたい。よかったよかった。
お兄さんが席に案内してくれ、「これが看板商品です!」と牛肉の拌肉(野菜と調味料を一緒に混ぜた漬け肉)をおすすめしてくれました。せっかく中国に来たので、羊肉も2皿注文したら、「牛肉のほうがくさくなくておいしいですよ!?ほんとうにいいんですか?」と熱烈な牛肉のプッシュがありました。お兄さんの牛肉への誇り、感じましたね。
拌肉が来ました。パクチーが入っていて、店員さんは気を遣って一つ一つ取り除いてくれました。
おそらく、「日本人だからパクチーが苦手だろう」 と予想しての手厚いサービス。現に、四谷くんはパクチーが食べられません。
店員さんと四谷くんへの裏切り行為だったと深く反省しています。今は。
真ん中の黄色い粉「干料碟」が、ピーナッツとごまの旨味がギュッとなっていてめちゃくちゃおいしかった…!(日本でも買い求めます)
おいしいおいしいと舌鼓を打ちまくっていたら、四谷くんが「う~ん」と悩み始めました。そしてついに「ビール飲む!」と決断。実は四谷くんは尿酸値が高めで、ビールを控えていたのです。しかし、焼肉のあまりの盛り上がりに一時的に解放!
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苦さとさわやかさのバランスがよく飲みやすい!ごくごく飲んでいたら、となりのテーブルでひとり焼肉をしていた北京のおじさんが、声をかけてくれました。
燕京ビールをロシアのビールと比較して解説してくれます。ふむふむとわかったふりをする一方、心の中では「そういえば私、ロシアのビールを飲んだことないからこの比較全くわからんなあ」と申し訳なかったです。

